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 映像遅延装置
少し前の映像を表示し続けます
\398,000 (税別) ●型番 PASTVISION-M300S  
 ● メモリに映像を記録しながら再生することで時間差表示を実現
 ● ゴルフのフォームチェックや防犯など幅広い分野での実績
 ● 最大7分の遅延時間。ダンスのレッスンなどにも利用可能

PastVisionの概要

 「PastVision」は、ビデオカメラなどからの映像を、内部のメモリに記録しながら再生することで、少し前の映像を表示し続けることができる装置です。
 VTRのような 録画 − 巻き戻し − 再生 といった操作は全く必要なく、いつも遅延映像を見ることができます。もちろん単なる遅延表示だけでなく、スローをはじめとした特殊再生も可能です。

録画の停止、再生、巻き戻し、早送り、スロー再生、コマ送り、コマ戻し、遅延時間の設定などを行うには、RS-232Cまたはキーボードが必要です。(製品にキーボード等は付属していません)



スポーツの分野で

数秒から数十秒前(最大540秒)の自分のプレイを見ることができるので、ゴルフや野球などのフォームチェックに最適です。


セキュリティや防犯の分野で

常に過去の映像を映し出せるので、見落としがちな映像を確実に見ることができます。あるいは、普段は遅延のない映像を映し、確認したいときにボタン1つで見落とした映像を再確認することもできます。ビデオレコーダを併用している場合でも、録画を止める必要はありません。


記録や監視の業務で

アラーム録画機能を持つビデオレコーダと組み合わせると、まれにしか起きない現象や事故を、タイムラプスビデオ(※)のようなコマ録りではなく、通常の動画で記録できます。PastVisionによって遅延した映像を録画しますので、現象や事故が発生したあとに録画を開始しても、発生前からの映像が録画できます。

※タイムラプスビデオとは、コマ落としして録画することができるビデオです。長時間の録画が可能ですが、本当に必要な瞬間を撮り逃す可能性もあります。


特長

  • 入出力はビデオ信号だけですので、ビデオレコーダやビデオプリンタなどの豊富なビデオ機器を簡単に接続できます。
  • トリガ(接点)入力を持っていますので、フットスイッチやリレーなどで外部からの操作と制御が可能です。
  • ビデオカメラから入力された映像はJPEG方式で圧縮。高画質でなめらかな動きの映像表示を実現しました。
  • パーソナルコンピュータで使用されている標準部品を採用したため、画期的な低価格を実現しました。
  • 故障の原因となりやすいメカニカルな動きがないため、長時間の連続動作に耐える信頼性を有しています。

仕組み


仕様

最大遅延時間 420秒
映像入力端子 ピンジャック(コンポジット) x 1
S端子 x 1
映像出力端子 ピンジャック(コンポジット) x 1
S端子 x 1
映像記録方式 解像度 640x480,Motion JPEG方式(Y:U:V=4:2:2),30フレーム(60フィールド)/秒
トリガ入力 5入力(D-Sub 25ピンコネクタ)
トリガモード ポーズ,リプレイ,スロー(遅延動作の有無を指定可能)
温湿度条件 温度 5〜40℃ 湿度 20〜80%(ただし結露なきこと)
外形寸法(WxHxD:mm) 425 x 150 x 427
質量 約7.5kg
電源・消費電力 AC 100V・50W

<製品構成>

  • PastVision−M300S 本体
  • ボタンコントローラ
  • コンポジットケーブル(長・短 各1)
  • フロッピーディスク(4枚)
  • マニュアル

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