報道関係各位

高品位な3Dトランジションを高速処理

■ DVXPLODE Professional ■

グラフィックボードのセットモデルを限定販売

カノープス株式会社は、3Dトランジションエフェクト・レンダリングエンジン 「DVXPLODE Professional」（\39,800）を開発、2001年12月末より販売開始いたします。さらに、当社製高性能グラフィックボードをセットにした限定モデル「DVXPLODE Professional Limited」（\49,800）を2001年10月末より販売いたします。

写真はDVXPLODE Professional Limitedに付属のグラフィックボード

DVXPLODE Professional Limited （グラフィックボードセットモデル） \49,800 　2001年10月末発売予定 製品写真 DVXPLODE Professional （ソフトウェアモデル） \39,800 　2002年1月上旬発売予定 ※SPECTRA 5400/SPECTRA 7400/SPECTRA 7400DDR/SPECTRA 8400/SPECTRA 8800/SPECTRA F11/SPECTRA F11 PE32/SPECTRA X20/DVXPLODEをお使いの方は、ソフトウェア版をお使いいただけます。

カノープスは今までRexFx, DVXplode, SoftXplodeにより魅力的な3Dトランジションエフェクトをご提供し、なおかつハードウェアアクセラレーションによる高速処理も追求してきました。また、ソフトのみのソリューションSoftXplodeは全DV製品にバンドルし、数多くのユーザーに使用していただいております。

新しい3Dトランジションエフェクト・レンダリングエンジン「DVXPLODE Professional」はプロと言う名にふさわしい、クオリティの向上と魅力的なトランジションを豊富に追加しております。「ドラフトレンダリングモード」により、創作思考を妨げずにリアルタイムで動きを確認しながら編集できるようになりました。従来はグラフィックボードの機種に依存していたハードウェアによる高速処理でしたが、対応機種の幅を拡大し、グラフィックチップにGeForceを採用したグラフィックボードとDVXPLODE Professional（ソフトウェアのみ）の組み合わせで使っていただけるフレキシブルな製品構成となっております。さらに、高性能なグラフィックボードSPECTRA F11をセットにしたお買い得なモデルを先行して限定販売いたします。

高品質な3Dトランジションを多数用意しており業務にもお使いいただけます。また、すでにSPECTRAシリーズなど高速なボードを持っている方やAdobe PremiereやUlead MediaStudio Proで編集している方にもオススメです。

■ DVXPLODE Professionalの特長

●リアルタイムプレビューによるスピーディな編集
ドラフトレンダリングを行うことで、3Dトランジションの動きをリアルタイムで確認できるようになりました。実際の画像の動きを見ながら、キーフレームを正確にセットすることが可能となります。
設定変更の度にレンダリング時間を待つことなく、すぐさま設定を確認することができるため、思考を中断せず斬新な3D効果の創造に挑戦できます。
当社ノンリニア編集ボードと併用することにより、TVモニタへリアルタイムプレビューすることも可能となります。また、プロジェクト内のすべての3Dトランジション（DVXPLODE Professionalによる）を一度に最高画質でレンダリングさせるグローバルコンフィグレーション機能（※）を備えているので、試行錯誤中はドラフトレンダリングとリアルタイムプレビューによってトランジション内容を決定し、１ステップで作品全体を最終画質に仕上げて出力することができます。※adobe Premiereの場合はワークエリア内（範囲指定内）でレンダリングが行われます。

●レンダリングクオリティの向上
3Dアクセラレーションエンジンのアルゴリズムを一新することでレンダリングクオリティが向上しました。

●プロユースに最適な高品位トランジションパターンの追加
プロユースで人気の高いトランジションパターンを12種類　追加いたしました。
サンプル動画（WMV）

DVXPLODE GALLERY（新トランジションのサンプル）
ブレンド	ローリングキューブ	ビルボード
その他のプリセット・トランジションエフェクト・サンプル

●選択可能なレンダリングモード
DVXPLODE Professional Limitedは、画質優先から速度優先まで4つのレンダリングモードを用意。CPUの負荷が低い速度を優先したモードなら、多くの場合リアルタイムプレビューが可能となります（CPUの能力に依存します）。リアルタイムプレビューで確認した後、画質を優先したモードでレンダリングを行うことで効率的な編集が可能となります。 他社製品との機能比較表（英語）

レンダリングモードの設定画面	3Dエンジンの設定画面

●無限ともいえる効果を作り出す自由度の高い設定
用意された750種類を超えるプリセットと自由度の高いパラメータ設定は、無限ともいえるトランジションのパターンを作り出すことを可能としています。トランジションのタイミングをコントロールするキーフレーム設定をはじめ、ビットマップ貼り込み、光源設定などをうまく組み合わせることで、表現力をいっそう高められます。

パラメータ設定の組み合わせで、無限ともいえるトランジション効果を作り出せます。 （設定項目はトランジションによって異なります。）
傾き	カラーマップ	キーフレーム
傾きの方向や動き、移動時間の設定を行います。	指定したビットマップやビデオを背景に指定できます。	キーとなるフレームとその時点でのトランジションの状態を指定できます。
回転	照明	オプション
回転方向を指定できます。	照明の位置、明るさ、反射の程度を指定できます。	分割の形状や動きなど、そのトランジション特有の設定を行えます。

●ハイパフォーマンスなアクセラレータボードとして利用可能
高性能グラフィックアクセラレータ「SPECTRA F11」がセットになった DVXPLODE Professional Limited。レンダリングアクセラレータとしてだけでなく、グラフィックアクセラレータとしても高い性能を発揮します。グラフィックチップはnVIDIA GeForce 2 MX、画像メモリには32MバイトのSDRAMを搭載しています。また、当社のグラフィックボードならば、高解像度・ハイリフレッシュレートでもオーバーレイが可能です。SPECTRA F11の場合、2048x1536の高解像度、True Color、リフレッシュレート60Hzでオーバーレイ表示ができます。
当社のグラフィックアクセラレータ SPECTRA 5400・7400・8400・8800・F11・X20をお使いの方は、SPECTRA F11の付属していないモデル(12月発売予定）をお使いいただけます。

●Adobe Premiere/Ulead MediaStudio Proにも対応
DVXPLODE Professional は、カノープスオリジナル編集ソフト（RexEdit/StormEdit/RaptorEdit/EzEdit）で使用できるだけでなく、Adobe Premiere、Ulead MediaStudio Pro のプラグインとしても動作いたします。

●ソフトウェアのみのモデルもご用意
当社製品「SPECTRAシリーズ」（注）、及び「DVXPLODE」をお使いの方には、ソフトウェアのみのモデル「DVXPLODE Professional」をご用意する予定です。（2001年12月末出荷開始予定）
（注：「SPECTRA F11」、「SPECTRA F11 PE32」、「SPECTRA X20」対応予定）
たとえば、当社のグラフィックアクセラレータSPECTRA F11と、SoftXplode（DVStorm-RT、DVRaptor II、EZDV IIなどに付属）をご利用の方は、DVXPlode Professional （ソフトウェア版）を導入することによって2倍以上の種類のトランジションが使用でき、レンダリング速度もSoftXplodeと比較して2〜4倍向上することになります。また、画質も向上します。

＜トランジション数比較＞

詳細情報については下記のページをご確認ください。