ADVC-50 の特長

●ノンリニア編集のためのDVコンバータ
カノープスの高画質技術を投入して作られたDVコンバータ「ADVC-50」。ノンリニアビデオ編集を意識した数々の機能を搭載しています。
DVRaptor/EZDVシリーズなどのカノープス製品だけでなく、IEEE1394インターフェースを装備しているパソコン等でもアナログビデオからの取り込みができるようになるので、撮りためたビデオ素材の活用が可能になります。

●世界初のDVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップを採用
カノープスオリジナルの高画質DVコーデックの技術をもとにNECと共同で開発した世界初のDVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップを採用。優れた独自のデジタルビデオ処理技術とあわせ、高画質・多機能を実現しています。

●映像と音がずれない「Locked Audio」
従来の他社製コンバータでは、PCにキャプチャした段階で映像と音声のズレが生じていました(当社調べ)。これは、映像と音声データが分離し、お互いにシンクロナイズ(同期)していないことが原因です。
音声を映像の速度に合わせて正確にデジタル化することでこのような現象を防ぐ機能がLocked Audioです。ADVC-50は、主に高価な業務用デジタルビデオ機器で採用されているこの機能をあえて搭載。映画などの長時間のコンテンツをコンバートする場合も安心です。
(Locked Audio の機能はDV のスルー出力時には機能しません。)

●5インチベイ/PCIバスへの装着が可能
お使いのPC環境等に合わせて、5インチベイ/PCIバスのどちらにも装着できるADVC-50。5インチベイに空きがない場合には、ADVC-50の基板部分を取り外し、付属のスロットパネルを取り付けることで、PCIバスへの装着が可能となります。
DV入出力端子は、PC内部での接続用にも用意されているので、OHCIカード等への接続もスマートに行えます。
PCIバスに装着して使用する場合には、PCIバスから電源の供給を受けるため、電源ケーブルの接続は不要です。

●入力ソースを自動切り替え
DV入力信号を検出した場合には、アナログ-DV変換モードからDVスルー出力モードに自動的に切り替えを行います。スイッチでいちいち切り替えたり、ケーブルをつなぎ換えたりする必要がありません。
※一部のDV機器では、自動切り替えが働かない場合があります。
※ADVC-50を経由してのDV機器コントロールは、当社のDV編集ボードを使用した場合にのみ可能です。ただし、一部のDV機器ではコントロールが出来ないことがあります。

●NTSC / PAL 両対応
日本やアメリカで使われるNTSCだけでなく、ヨーロッパ等で使われるPALにも対応しています。(NTSC - PALの変換は行えません。)


インデックス 特長仕様・動作環境