ADVC-700 の特長

●プロ向けビデオ機器を接続するためのDVコンバータ
コンポーネント映像とバランスオーディオ入出力を持つ業務用途向けビデオ機器とDV編集システムをつなぐための「ADVC-700」。ベータカム素材をお使いのDV編集システムに取り込むことが可能になります。

●高画質を追究
カノープスの技術を活かして開発されたDVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップを採用。独自のデジタルビデオ信号処理とあわせ、高画質を実現しています。アナログ信号へのノイズの混入を防ぐため、ノイズ発生源となりうる電源部分をアダプタとしてユニット外に持つなど、細心の配慮で設計しています。

●使いやすい入力切替機能
アクセスしやすい前面パネルに、入力切替などのコントロールボタンを配置。LCD表示を見ながら設定の変更を行うことができます。また、レベルメーターを見ながらのレベル調整も可能です。

■正面
■背面

●βカム−DV間で正確なLTCタイムコードコンバートを実現
βカムとDVの間でタイムコードを引き継ぐことができます。

●RS-422Aでのデッキ制御&リファレンス入力
ADVC-700はRS-422A端子を装備し、デッキコントロールを行うことが可能です。特許出願のパーフェクトシンク技術によりスキップ、ホールドのない完全同期を実現しています。
また、BNC端子でのリファレンス入力とスルー出力も行えるので、既存の編集システムの中に組み込んで容易に使用することができます。

●映像と音がずれない「Locked Audio」
従来の他社製コンバータでは、PCにキャプチャした段階で映像と音声のズレが生じていました(当社調べ)。これは、映像と音声データが分離し、互いに同期していないことが原因です。
音声を映像の速度に合わせて正確にデジタル化することでこのような現象を防ぐ機能がLocked Audioです。ADVC-700は、業務用デジタルビデオ機器で採用されているこの機能を搭載しているので、長時間のコンテンツをコンバートする場合にも安心してお使いいただけます。

●NTSC / PAL両対応
日本やアメリカで使われるNTSCだけでなく、ヨーロッパ等でも使われるPALにも対応。SECAMの入力にも対応しています。
※NTSC - PAL の変換は行えません。

●EIA規格19インチラックマウントサイズ
業務用VTRとの接続に配慮し、EIA規格準拠の19インチラックマウントサイズを採用しました。PCを必要としない独立型ユニットですので、アナログVTRからDVへのコンバートなどにもお使いいただけます。


インデックス 特長 仕様