EDIUS Pro 3 と EDIUS 3 for HDV の機能の違い

EDIUS Pro 3 には、プロフェッショナル向けに様々な機能が搭載されています。それらのうち以下のものは、EDIUS 3 for HDV には搭載されていません。
  • EDL の入出力
    EDLファイルとは、Edit Decision Listの略で編集リストのことです。放送用ビデオ機器などでオンライン編集を行なう場合に用いられる、オフライン編集での編集結果が含まれています。民生用のDVカメラやHDVカメラでは一般的に使用しません。

  • コンソリデート機能
    現在のプロジェクトで使用されている素材を指定の場所にまとめて保存する機能です。不要なクリップの削除・使用範囲の切り出しなどが行えます。(MPEG/HDV素材については、使用範囲の切り出しには対応していません。素材のコピーになります。)

  • 非圧縮AVIファイルのインポート

  • QuickTimeファイルのインポート

  • OggVorbisオーディオファイルのインポート

  • AIFFオーディオファイルのインポート

  • TitleMotion Pro の付属
    ※EDIUS Pro 3 の単体パッケージおよび一部のハードウェアバンドル版に付属しています。すべての EDIUS Pro 3 に付属するわけではありません。

  • SMPTEトランジション
    SMPTE規格の156種類のトランジション設定。SMPTEとは全米映画テレビジョン技術者協会(Society of Motion Picture and Television Engineers)の略で、音響・フィルム・テレビ関連の詳細な技術基準を定めています。 この機能のメリットはEDLファイルにトランジション設定を保存できる点にあり、効果自体は他のトランジションでも作ることができます。

  • レイヤー合成モードキーヤー
    映像を重ね合わせて合成する際の合成方法です。以下のような効果を作ることができます。


    元画像1

    ハードライト

    オーバーレイ

    元画像2

    スクリーン

    ビビッド

  • 音声チャンネルマッピング機能
    1.素材をタイムラインに配置するときに、映像、音声(各チャンネル)をどのトラックに配置するのか決めることができる機能です。
    2.あるトラックの音をどのチャンネルに出力するのか設定する機能です。

  • キーボードショートカットマッピング機能
    キーボードショートカットをカスタマイズ設定する機能です。

  • マッチフレームジャンプ
    Player上でクリップのあるシーンを指定した場合、タイムライン上にあるクリップの同じタイムコード位置にカーソルが移動する機能。BINから同一タイムコードを持つ素材の検索もできます。

  • ジョグシャトルコントローラフェーダーコントローラ のサポート

  • DVStormシリーズ対応
※EDIUS 3 for HDV と EDIUS Pro 3 の同時使用はできません。


EDIUS Pro 3 EDIUS 3 for HDV