制限事項
Firebird R7 の装着には、下図のようなスペースが必要となります。マザーボードの設計によっては、これらの空間に部品が配置されており、物理的に装着できないものがあります。また、Pentium 4のマザーボードの一部にはクリップ近辺に部品が配置されているものがあり、これによって実装できないものがありますのでご注意ください。
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 |
| Socket 370・Socket A | Socket 423 |
A | 65mm | 71mm |
B | 78mm | 78mm |
C | 12mm | 19mm |
D | 4mm | 4mm |
 |
高さ制限 0mm | 高さ制限 0mm |
 |
高さ制限 7mm | 高さ制限 10mm |
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現在、以下のマザーボードでFirebird
R7が装着できないことが確認されています。
Athlon/Duron対応(Socket-A) | − |
Pentium III/Celeron対応(Socket-370) | ASUS CUC2000
Aopen AX3S PRO
MSI 694D Pro
SOYO SY-7IWM |
Pentium 4 対応(Socket-423) | ASUS P4T, P4T-M |
FC-PGA2 タイプの Pentium III の使用について
FC-PGA2 タイプの Pentium III(CPU コアが金属カバーで覆われたタイプ)は、従来の FC-PGA タイプの Pentium III(CPU コアが金属カバーで覆われていないタイプ)よりも高さが高く(1.5mm 以上)なっています。このため従来の FC-PGA タイプ用に設計された Iron Claw-370(別売)を使用して Firebird R7 を取り付けますと、CPU ソケットのツメへの荷重が大きくなり、CPU ソケットを破壊する等の危険がございますので、決して FC-PGA2 タイプの Pentium III に Iron Claw 370 を使用して Firebird R7 をご使用にならないでください。FC-PGA2タイプのCPUでご使用になる際は、Iron Claw-FII(別売)をご使用いただきますようお願いいたします。
I
Will社マザーボード「KK266-R」における
FireBirdR7の動作について
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お客様より、こちらのマザーボードを使用してFireBirdR7が連続して故障したとの連絡をいただき当社で実機の調査を行いましたところ、以下の事がわかりましたのでご報告いたします。 |

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こちらの機種におきましてはファンの端子が3個装備されておりますが、CPUファンと称される端子は他のファンとは異なりまして、ファンの回転を停止させる電子スイッチが接続されております。当社の入手したKK266-Rで確認をしたところ、一般のマザーボードとは異なり電子スイッチがアース側に接続されているようです。ここに回転数検出回路を内蔵したファンを接続いたしますと、内部回路の劣化や故障の原因になる可能性がございます。
KK266-RでFireBirdR7をご使用の場合は、CPUファンの端子は使用せず、他の2つの端子のどちらかをご使用いただきますようお願いいたします。
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※本情報は当社で入手した個体に対するものですので、全てのKK266-Rに適用できるものかどうかは、当社ではわかりかねます。
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