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HDSPARK の特長

HDSPARKはHDMI出力に対応した編集システムです。
ビデオ編集ソフトウェア「EDIUS」のタイムライン映像を、音声と完全な同期を実現しながら出力します。HDMI入力が可能なPC用モニタから大画面の液晶やプラズマテレビ、ビデオモニタなどで映像を確認することができます。Grass Valley HQ Codecはもちろん、HDVやAVCHDなど多様なフォーマットをレンダリングすることなくネイティブファイルのままリアルタイムプレビューでき、エフェクト適用時や混在ファイル編集時でのリアルタイム表示も可能です。

オーディオ信号はHDMI端子からのデジタル出力に加え、搭載された2chのアナログオーディオ端子からも出力されます。




ノンリニアビデオ編集ソフトウェア「EDIUS Pro 6.5の製品版が付属しています。
マルチコアCPUに最適化した独自開発のエンジンを搭載しているEDIUSは、圧倒的なリアルタイム編集を行うことができ、編集に不向きとされるH.264などの高圧縮なフォーマットでもネイティブファイルで編集することができます。もちろんHDSPARKに最適化されており、60pに対応したHDMI専用プロファイルなどによってHDSPARKを通して液晶テレビでの滑らかなリアルタイムプレビューが実現できます。
 




完成した映像をテレビで鑑賞してみると、テロップが画面からはみ出していたり、意図していた色味と異なっていたりと、編集中のパソコン画面では分からないミスが起きる場合があります。
HDSPARKでプレビュー環境を構築することで、テロップの位置や表示領域(セーフエリア)、テレビ上での輝度や色味の確認などが行えるようになるので、より完成度の高い映像制作が可能になります。
EDIUS Pro 6.5のマルチカム編集モードでのプレビューにも対応しています。出力する画面はソース画面とマスター画面から選択することができ、独立して表示することもできます。同じく新搭載のフルスクリーンプレビュー機能と合わせて使用すると、PCのデュアルモニタには編集中のGUIとソース画面、「HDSPARK」ではマスター画面を出力というように、効率的でクオリティの高いマルチカム編集を行うことができます。
HDSPARKによるビデオ出力は、一般的なグラフィックボードとは一線を画しています。一般的なグラフィックボードがRGB表示であることに対し、HDSPARKはYUV表示が可能です。これにより正確な色を見極め、限りなく作り込んでいくことができます。
他にも後述の映像/音声の完全同期や24pを含めた現行の主要なビデオ解像度への対応など、通常のグラフィックボードにはない性能を誇り、クリエイティブな制作環境を構築することができます。





HDMIケーブルで接続されたモニタ機器の、映像表示能力や受信可能なオーディオチャンネル数などを事前に確認するソフトウェア「EDIUS EDID Monitor」が付属しています。表示されるチャンネル割当をもとにチャンネルマップを設定し、サラウンド環境の構築が容易に行えます。
※ご使用のソフトによって異なります。

EDIUS EDID Monitor

チャンネルマップ





オーディオ信号はHDMI端子からのデジタル出力に加え、搭載された2chのアナログオーディオ端子からも出力され、映像との完全な同期を実現しています。
さらに最大で8chの出力チャンネルに対応しているので、前述のチャンネルマップで設定を行えば、5.1chのブルーレイ作成やファイル出力が可能です。
マルチチャンネル対応のAVアンプを接続すれば、すべてのチャンネルをリアルタイムにモニタリングすることができます。






映像制作におけるプレビュー以外にも、テレビやプロジェクターに接続し、再生機としてもお使い頂けます。DVI接続のみのプロジェクターでも、HDMI-DVI変換ケーブルやコネクタを使用することで接続可能です。完成映像をデータで書き出す必要がないので、編集時間が限られているブライダル業界でのエンドロール作成といった用途にも最適です。





 


インデックス 特長 仕様 動作環境