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HDSPARK Board Kit の特長

HDSPARK Board Kit は編集中の映像をHDMI出力できるビデオ出力カードです。ビデオ編集ソフトウェア「EDIUS Pro 6」「EDIUS 6」「EDIUS Pro 5」「EDIUS Neo 3.5」「EDIUS Neo 3」「EDIUS Neo 2 Booster」「EDIUS Neo 2」でお使い頂けます。
HDMI入力が可能な業務用モニタやPC用液晶モニタはもちろん、大画面のハイビジョンテレビで映像を確認することができます。

HDMI出力からは、Grass Valley HQ Codecはもちろん、HDVやAVCHDなど多様なフォーマットをレンダリングすることなくネイティブファイルのままリアルタイムプレビューが可能です。エフェクト適用時や混在ファイルの編集時さえリアルタイム表示を実現します。
※リアルタイムプレビューはご使用の編集環境によって異なります。


完成した映像をテレビで鑑賞してみると、テロップが画面からはみ出していたり、意図していた色味と異なっていたりと、編集中のパソコン画面では分からないミスが起きる場合があります。
HDSPARKでプレビュー環境を構築することで、テロップの位置や表示領域(セーフエリア)、テレビ上での輝度や色味の確認などが行えるようになるので、より完成度の高い映像制作が可能になります。

EDIUS Pro 6.5」「EDIUS 6」ではマルチカム編集モードでのプレビューに対応しました。出力する画面はソース画面とマスター画面から選択することができ、独立して表示することもできます。同じく新搭載のフルスクリーンプレビュー機能と合わせて使用すると、PCのデュアルモニタには編集中のGUIとソース画面、「HDSPARK」ではマスター画面を出力というように、効率的でクオリティの高いマルチカム編集を行うことができます。

HDSPARKによるビデオ出力は、一般的なグラフィックボードとは一線を画しています。一般的なグラフィックボードがRGB表示であることに対し、HDSPARKはYUV表示が可能です。これにより正確な色を見極め、限りなく作り込んでいくことができます。
他にも後述の映像/音声の完全同期や、24pをはじめとする現行の主要なビデオフォーマットへの対応など、通常のグラフィックボードにはない性能を誇り、クリエイティブな制作環境を構築することができます。





HDMIケーブルで接続されたモニタ機器の、映像表示能力や受信可能なオーディオチャンネル数などを事前に確認するソフトウェア「EDIUS EDID Monitor」が付属しています。表示されるチャンネル割当をもとにチャンネルマップを設定し、サラウンド環境の構築が容易に行えます。
※ご使用のソフトによって異なります。

EDIUS EDID Monitor

チャンネルマップ





オーディオ信号はHDMI端子からのデジタル出力に加え、搭載された2chのアナログオーディオ端子からも出力され、映像との完全な同期を実現しています。さらに、最大で8chの出力チャンネルに対応しているので、前述のチャンネルマップで設定を行えば、5.1chのブルーレイ作成やファイル出力が可能です。
マルチチャンネル対応のAVアンプを接続すれば、すべてのチャンネルをリアルタイムにモニタリングすることができます。






映像制作におけるプレビュー以外にも、テレビやプロジェクターに接続し、再生機としてもお使い頂けます。DVI接続のみのプロジェクターでも、HDMI-DVI変換ケーブルやコネクタを使用することで接続可能です。完成映像をデータで書き出す必要がないので、編集時間が限られているブライダル業界でのエンドロール作成といった用途にも最適です。





ビデオアウトプラグインをインストールすると、After Effects や Photoshop の画像もプレビューすることができます。


■対応ソフトウェア ※32bit版のみ対応
・Adobe After Effects CS3/CS4  ・Adobe Photoshop CS3/CS4  
・NewTek LightWave 3D 9.3.1  ・Autodesk Maya 2008  ・Autodesk 3ds max 8  
・Autodesk Combustion 4  ・Bauhaus Software Mirage 1.5a


 


インデックス 特長 仕様 動作環境