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MRL Series の特長 / 機能一覧

●直感的な操作で簡単にモザイク合成

※ディスプレイやビデオモニタは含まれません。
MRLシリーズは、フットペダルで映像を自由な速度(±1/20倍速〜±8倍速)で再生させながら、ペンタブレットで映像内のターゲットを直接なぞっていくことで、高速で正確なマスク加工がリニア感覚で行えます。高いリアルタイム処理能力によりマスクトラック32本を同時に処理することが可能です。また、付属のスライダーレバーにより、マスクの各種パラメータがフレーム単位で変更でき、映像に合わせながらマスクのサイズ・濃度・アスペクト・回転・色合い・明るさ・コントラストなどを可変させることができます。自由度の高い操作性をもつMRL-1800は、使い手のニーズにあわせた入力装置で、リニアからノンリニアへの移行も容易にした理想的なマスク加工専用のリアルタイムラーニングシステムです。


■15種類のモザイクパターンを用意。(MRL-600は4種類)
■キャンセルマスク(デジ消し)を搭載
■MRL-1800ではグラフィカルな特殊形状のモザイクパターンやテクスチャーマスク、フリーハンドによる自由な形状のモザイクが設定できます。
■よく使用するモザイクパターンは位置・サイズ・形状・傾き・濃度・エッジなどを記憶できるプリセット機能が便利。(最大10個)
■滑らかなマスク移動を行うため、常にフィールド補完処理が行われます。このため、カット変りなどで片フィールドだけターゲットを外してしまう場合があります。これを回避するため、MRLシリーズのマスクは自由なフレームでそのイベントを分割でき、これによりフィールド補完を抑止することができます。
■フレームの外にでもマスクを移動させることができるので、ターゲットがフレームアウトしてゆくような映像でも確実にマスキングできます。


映像を再生しながらターゲットをペンで追いかける高画質 / 低画質


タブレットでポリラインを描く (ターゲットの形状を描く) 高画質 / 低画質


ポリラインを編集・変形する (複雑な形状を描く) 高画質 / 低画質


●映像になじむためのマスク加工
映像との境界はアンチエイリアシング処理によりシャギーや色変化のない自然な処理を行うので元の画像との違和感を極力抑えた映像制作が可能です。またマスクの移動時には、スイッチャー処理のようにブロック自体は移動せずに、マスクの表示エリアだけが移動するので、無駄な動きを感じない、なめらかなマスク合成が可能です。


●キーフレーム方式&ラーニング方式
モザイクの設定にはキーフレーム方式を採用。また、MRL-1800、MRL-1000では、映像を再生させながらオペレータが操作したモザイクの位置やサイズ情報をフルフレーム記憶し続けるラーニング方式にも対応しています。


キーフレーム方式
映像を適度にポーズしながら、マスクの位置や大きさなどを設定します。設定したフレーム間の動きや、大きさの変化は自動で補間されるので、一定に動くターゲットから固定物まで幅広く使うことができます。

ラーニング方式
フットペダルで映像を任意の速度で再生させながら、ペンタブレットやジョイスティック、マウスでターゲット追いかけるだけで自動的にマスクが生成されます。自分で動かした軌跡を記憶するので、頻繁に動くターゲットに対して高速かつ繊細な処理ができます。ラーニング中にターゲットを外しても、すぐに戻って上書きが行えます。これにより、失敗などを気にせず一気に加工が進み、従来の方式に比べ圧倒的に短時間でのマスク加工が可能です。


●フットペダル&ジョイスティックコントロール(MRL-1000/1800)
モザイクの設定にはキーフレーム方式を採用。また、MRL-1800、MRL-1000では、映像を再生させながらオペレータが操作したモザイクの位置やサイズ情報をフルフレーム記憶し続ける自動ラーニング方式にも対応しています。


●LCD付き回転型タブレットコントロール(MRL-1800)
モザイクの設定にはキーフレーム方式を採用。また、MRL-1800、MRL-1000では、映像を再生させながらオペレータが操作したモザイクの位置やサイズ情報をフルフレーム記憶し続ける自動ラーニング方式にも対応しています。


●コンポーネント出力対応
1系統のi.LINK(IEEE1394)とアナログビデオ入出力端子を本体前面に装備。背面の出力端子からはコンポーネント出力も可能です。タイムコード情報のサポートも行います。


●StormEdit, UltraEDIT, Let’s EDITなどのプロジェクトファイルに対応
カノープス製EDITシリーズに完全対応。DVStormやUltraEDITで編集したプロジェクトファイルの読み込みができ、データとして直接扱うことができるので、編集した映像をテープやファイルに出力する必要がなく、作業効率が大幅に向上します。また、テープやファイル出力の際に行われるDV再圧縮工程が無くなるので、ビデオ編集とマスク加工がワンパスレンダリングで処理され、画質も向上します。
《 対応EDITプロジェクトファイル 》 RexEdit, UltraEDIT, Let's EDIT, StormEdit, RaptorEdit, EzEdit
※3D-RT、3D-PinP使用時には、一部の効果でレンダリングが必要な場合があります。EDIUS、REXTORのプロジェクトファイルを直接読み込むことはできません。テープまたはビデオファイルでの受け渡しになります。


●多彩な出力フォーマット
テープへの書き戻しの他、DV(AVI/AVI2.0)、MPEG1/2、Windows Mediaビデオ、QuickTime、RealVideo形式のビデオファイルフォーマットへはタイムライン上から直接ファイル出力が可能。付属ソフトでDVD-Videoの作成もできます。


《 ソフトウェア機能一覧 》
製品名 MRL-1000 MRL-1800
■ビデオ取り込み  
DV&DVCAMフォーマットのサポート
バッチキャプチャ(DV&アナログ)
手動キャプチャ
■編集機能   
モザイク&マスクのトラック数 32本 32本
ジョイステッィク&ペダルコントロール対応
タブレットコントロール対応 -
キーフレーム
自動ラーニング機能
モザイクパターン 15種類 15種類
カラーマスク
モザイク設定(サイズ、濃度、回転、変形、ボーダーなど)
テクスチャマスク -
特殊形状モザイク -
フリーハンド(フリーシェイプ) -
編集時の外部ビデオ出力
■ビデオ出力   
DV(AVI/AVI2.0), MPEG1, MPEG2, RealVideo, QuickTime, WindowsMediaビデオ
DVDビデオ作成
外部ビデオ出力


インデックス 特長/機能一覧 仕様 / ビデオ入出力仕様