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![]() 名古屋市中村区に本拠地を置く「学校法人 同朋学園」は、同地区に名古屋キャンパスとして、同朋大学、名古屋音楽大学、同朋高等学校、同朋大学付属同朋幼稚園を、また小牧市には小牧キャンパスとして名古屋造形芸術大学、名古屋造形芸術大学短期大学部を擁する学園都市を形成している。同朋学園では各学舎にまたがってネットワーク網を整備するとともに、図書館との連動を図りながら情報を一元的に管理・発信できるようにするため同朋学園情報センター「Doプラザ閲蔵(えつぞう)」を設立し、映像配信システムの構築を行った。そこで使われているのがMEDIAEDGEによる映像配信システムだ。
【学内LANを利用した映像配信システム導入の決め手は、低コストと拡張性の高さ】
同学園では学園の中枢となる情報センターとサーバールームを作ること、また図書館との連携を図るということを主な目的として、情報複合施設の「Doプラザ閲蔵」の設置を計画。2005年の10月にオープンした。 Doプラザ閲蔵の設置に伴い、LANを利用した映像配信の導入が検討された。具体的には映像教材の利用、遠隔授業での利用、音楽コンサートや講演会の配信といったことを実現できないか模索され、その結果、選ばれたのがカノープスのMEDIAEDGEだった。 【オンデマンド配信システムで、生徒への映像情報の提供をスムーズに】
「単発だったというのは、図書館のAV試聴コーナー用にサーバーを置くとそれは図書館でしか見られないものになっていたということです。それが学内のネットワークにサーバーをぶら下げることで、セットトップボックスさえあれば、LANがつながっているところであればどこでもできるようになったわけです」(高橋氏) Doプラザ閲蔵のシステムは、MEDIAEDGEの特性である「複数箇所への映像配信」「ライブ配信」「オンデマンド配信」といった機能を存分に生かしたものとなっている。 まず、図書館との連動という大目的のために、図書館のAVコーナーに24台のSTB(セットトップボックス)を設置した。これについては「音楽大学では、映像を見るということはとても大切だと考えています。例えば、オペラなどの舞台芸術は、映像を見ないとわかりませんので。図書館では見たいものがオンデマンドで見られるような形にしたいと思っていました」(高橋氏) ある授業で特定のオペラを取り上げるような場合には、これまでだと生徒たちはそのオペラが収録されているビデオに殺到してしまっていた。早い者勝ちになってしまい、中には1ヶ月以上してからようやく借りられるといった状況も発生していた。 それを解消するために、図書館のAVコーナーでは映像をライブラリーからオンデマンドで閲覧できる形に変える必要があったのだ。 「このMEDIAEDGEのシステムを使えば、必要なものを待たずに見られるので学生にはメリットですよね」(高橋氏)
【映像を利用した遠隔授業の体制も確立】 情報センターであるDoプラザ閲蔵によって、学内LANを統括して管理できるようになったことで、図書館での映像利用の利便性が向上したのとともに遠隔授業などを行う体制も整えられた。 【ライブラリーの充実とキャンパス間でのやり取りに期待】
Doプラザ閲蔵では、今後の展開としてライブラリー素材の充実を第一に挙げている。 「音大で行う演奏会などはビデオを撮るのですが、テープのまま置いてあるという状況だったのです」(高橋氏) 「いままでの講演会などを映像ライブラリーとして取り込めば、学園の資産になると思っています。オンデマンドで好きなときに見られるようにしたり、時間を決めて上映したりしていきたいですね。」(山本氏)。 さらに名古屋キャンパスと小牧キャンパスとの間で、新たな試みができないかどうかの検討もされているそうだ。 「小牧の美術大学では、情報系のメディア造形という形で動画作成も行われるようになってきています。例えば、小牧キャンパスで映像を作り、名古屋キャンパスでは音楽を作るといった、コラボレーションもできるようになりますよね」(山本氏) 【システム構成図】
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