●ノンリニア編集システムに最適化された様々な機能
「ADVC-100」はアナログビデオとデジタルビデオを双方向に変換するBOXタイプのコンバータユニットです。ノンリニア編集システムに最適化された様々な機能を盛り込んでおります。Locked
Audioや簡易リファレンスカラーバー、フロント部の入力端子搭載など「ノンリニアビデオ編集のカノープス」ならではの先進機能を盛り込み、ここに新世代DVコンバータユニットとして誕生いたしました。
●長時間のビデオ素材を扱う場合でも音ズレしない機能を採用
従来の他社製コンバータユニットでは、PCにキャプチャをおこなった段階で映像と音声のズレが生じていました（当社調べ）。これは、PC上でデジタイズする際、映像データと音声データを分離して取り込むことが原因です。これにより、映像と音声がシンクロナイズ（同期）しないため、「音ズレ」が発生します。これを防ぐために、ビデオの速度に合わせ、音のデータ量を正確に合わせながらデジタル化する機能がLocked
Audioです。業務用のデジタルビデオ機器で採用されている贅沢な機能ですが、長時間のビデオ素材をノンリニア編集システムで扱う場合のアナログ-DVコンバータには必須の機能であるとし、カノープスは低価格な本製品でも採用いたしました。これにより、長時間に渡る映像をコンバートする場合も安心してご利用いただくことが可能となります。
●利便性を追求したフロント優先の入力端子を配置
背面だけではなく前面にも入力端子を装備しました。据え置き型のデッキを背面につなぎ、フィールドで活躍しているカムコーダなどは前面から入力するなど利便性の追及を行いました。更にアナログ信号の接続時には前面の入力を検出し自動的に切り替わるため、接続ケーブルを取り外したり設定などを変更する必要がなく、スマートな配線の引き回しを行なうことができます。
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前面
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背面
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接続例
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●簡易リファレンスカラーバー
ノンリニア編集時に利用頻度の高い簡易リファレンスカラーバーを出力可能。画像の調整時の基準信号としてご使用いただけます。
注）アナログ出力のみ
●高画質化の追求
カノープス製品の大きな特徴のひとつに高画質へのこだわりがあります。このこだわりのために日本電気株式会社様と世界初「DVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップ」を共同開発。内蔵のDVコーデックはカノープスオリジナルのアルゴリズムをベースとして、高画質を実現しています。また、自社設計のメリットを活かし、特にアナログ回路には今までの製品の技術をあますことなく投入いたしました。
| DV端子 |
2系統（6pin×1、4pin×1） |
| アナログビデオ端子 |
入力2系統（前面×1、後面×1）
出力1系統（後面×1） |
| アナログオーディオ端子 |
入力2系統（前面×1、後面×1）
出力1系統（後面×1） |
| 電源 |
ACアダプタ |
| 消費電力 |
最大5.5W |
| 外形サイズ |
W146×H27.2×D120mm（突起物を含まず） |
