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SPECTRA F11 PE32 C-Tune 新発売 2001年10月10日発表

報道関係各位


3Dゲームもキャプチャも楽しめる高機能グラフィックボード

■ SPECTRA F11 PE32 C-Tune■


カノープス株式会社は、SPECTRAシリーズの新製品として、アナログキャプチャ機能を付加したグラフィックアクセラレータボード「SPECTRA F11 PE32 C-Tune(スペクトラF11 PE32 シーチューン オープン価格)」を開発、2001年11月より販売開始いたします。また、外付けのTV Tuner Unitをセットにしたモデルも販売いたします。

PE:Premium Edition

 
SPECTRA F11 PE32 C-Tune
オープンプライス 2001年11月上旬発売予定
GeForce2 MX 400
185MHz SDRAM 32MB
SSH Type-C
PC/AT AGP対応

付属アプリケーションソフト
WinCoder」
「WinProducer」
「MEDIACRUISE」
製品写真
TV Tuner Unitセットモデル
価格未定 2002年1月発売予定

SPECTRA F11 PE32 C-Tuneは、D-SUB15ピン出力にアナログキャプチャ機能を追加した「SSH Type-C」を搭載し、マルチメディアに強いSPECTRAシリーズの新製品です。多く普及しているPCIバス経由でキャプチャするアナログキャプチャボードに比べ、AGPバスの高速転送を活用した高画質な非圧縮キャプチャを実現しております。付属のソフトウェア「WinCoder」によりリアルタイムMPEGキャプチャが行え、さらにMPEG形式にも対応したビデオ編集ソフトで不要な部分のカットやタイトル作成などが行えます。VHSなどのアナログ動画素材からDVDやビデオCDを作成したい場合に最適なグラフィックボードです。グラフィックの性能はすでに高い評価を受けている「SPACTRA F11 PE32」をベースにしておりますので、3Dゲームも快適にプレイすることができます。また、パソコンでテレビをみることができる「TV Tuner Unit(価格未定 12月発売予定)」の販売も予定しております。オプションの「SSH Type-C」をSPECTRAシリーズに搭載されているSSHと換装することでキャプチャ機能を追加することができます。

SPECTRA F11 PE32 C-Tuneが搭載している「GeForce2 MX 400」は、NVIDIA社のGPU「GeForce2 GTS」と同じエンジンコアを持つGeForce2 MXの高クロック版です。さらに185MHzの超高速メモリで166MHz駆動という余裕のハイスペックメモリを組み合わせ、高速性と安定性を両立させています。カノープスでは、チップメーカーから提示されるリファレンスデザインに頼ることなく、オリジナルの設計を採用することで他の追随を許さない高性能を実現しており、SPECTRAシリーズの伝統として継承しています。

製品には、AVIキャプチャやDVDビデオ再生などが手軽に行える「MEDIACRUISE」のほか、ソフトウェアエンコーダによるMPEG1/MEPG2キャプチャソフト「WinCoder」、AVI、MPEGなど動画ファイルやWAVE、MP3などのオーディオファイルに対応したビデオ編集ソフト「WinProducer」が付属します。これらのソフトウェアはSPECTRA F11 PE32 C-Tuneの性能を余すところなく発揮させます。

また、ほとんどのグラフィックボードが海外メーカー製である中、カノープスが国内で開発を行っているSPECTRA F11 PE32 C-Tuneはメーカーが直接日本語でユーザー・サポートを行っているので、安心してお使いいただくことが可能です。今後もカノープスでは、クオリティにこだわるお客様にお選びいただける製品開発を続けて参ります。


SPECTRA F11 PE32 C-Tuneの特長

AGPの高速転送をフルに発揮した高画質AVIキャプチャ  

SPECTRA F11 PE32 C-TuneはAGPのデータ転送能力の高さをアナログビデオキャプチャに活用。高画質な非圧縮でのキャプチャも可能です。高画質AVIキャプチャは付属のソフトウェア「MEDIACRUISE」で行います。AGPスロットを使用することで、余計なPCIスロットを消費することがありません。

DVDビデオやビデオCD作成に最適なグラフィックボード

付属のキャプチャソフト「WinCoder」により、MPEG1とMEPG2でのキャプチャが可能です。別途DVD-Rなどを用意すれば、オリジナルDVDビデオの作成もチャレンジできます。

MPEG形式やAVI形式などに対応したビデオ編集ソフト

キャプチャしたMPEGファイルを手軽に編集できるソフトウェア「WinProducer」を付属しております。動画ファイルをタイムラインに配置し、不要な部分のカット、トランジションやタイトルを入れてオリジナリティあふれる作品を作成できます。

GeForce2 MX400搭載  

GeForce2 GTSと同じエンジンを持つGeForce2 MXの高クロック版「GeForce2 MX 400」を採用したSPECTRA F11 PE32 C-Tune。高い3D能力を要求するアプリケーションも快適に動作させることができます。

余裕の高速パーツ
SDR SDRAM 185MHz

185MHzメモリを166MHzで駆動させるハイマージン・メモリを搭載、スペックの余裕は安定性向上に貢献しています。

独自のアルゴリズムでエンジンの性能を引き出すチューンナップ・ドライバ「GreenDriver」

長年にわたってオリジナルディスプレイドライバを開発しているカノープスだから実現できる、安定性と高速性の絶妙なバランス。Athlon環境への対応や様々なアプリケーション使用時の対応など、独自のノウハウが随所に活かされた熟練のチューンナップ・ドライバです。

冷却にも手を抜かない
SCF :Super Cool fan Hydrodynamic Bearing type

動圧流体軸受けタイプのパナソニック製高性能冷却ファンを標準搭載。高い冷却性能に加え、低振動、低騒音設計のハイスペックな冷却ファンです。また、GeForce2 MX 400と冷却ファンの間には、熱伝導率が高い高級シリコングリスを使用し、放熱効果を高めています。

高画質を追求する
SSH :Canopus Signal Super Highway

映像信号のクオリティを保つため、GeForce2 MX 400のビデオDACから出力されたアナログ信号を基板内のノイズから分離。高架橋状の機構によるアイソレーション効果に加え、基板上でもマイクロストリップラインによるインピーダンス整合によってピュアな映像信号を送り出します。(特許出願済)

超高画質パーツ BNCにも交換可能

BNC 対応のSSH Type-B(オプション)に交換可能で、専用のBB75ケーブルもご用意しています。Meltone技術によって加工された無酸素銅素材の映像専用同軸ケーブルとCANARE製コネクタを無ハンダ接続で使用、75Ω整合で信号の減衰や反射が抑えられています。

ディスプレイの特性に対応
DFS :Dual Filter System
市販ディスプレイの特性までも分析し、幅広い機種の特性に対応可能なファインフィルタと、ハイエンドディスプレイ向けにチューニングしたスーパーファインフィルタをご用意しました。お使いの環境に合わせて切り換えることができます。(特許出願済)

詳細なチューニングも可能
ABS 2000 :Active BIOS System for Windows2000 technology

従来Windows 9x 環境でのみ可能であったAGP等に関する設定を、Windows NT/2000 環境でも可能にします。AGP4×、Fastwrite等の機能のON/OFFをサポートすることで高速動作の可能性を追及しています。

●付属ソフトウェア

マルチフォーマット対応ビデオ編集ソフトウェア
WinProducer

MPEGやAVIなどの動画フォーマットに対応したビデオ編集ソフトウェア。シーンの切れ目を自動的にサーチしたり、様々なメディア(Videoファイル:MPEG1/MEPG2/AVI/DV、Imageファイル:BMP/JPEG/GIF、Audio:WAVE/MP3)に対応しています。シーンの場面転換などに効果的なトランジションエフェクト機能やピクチャインピクチャを備えております。タイトルはフォント、スタイル、カラー、サイズ、透明度などの基本的な設定からユーザー設定によるタイトルモーションまで可能です。作成した作品はMPEG1/MPEG2/AVI/DV Type1/DV Type2のファイル形式で動画ファイルを書き出せます。


対応入力フォーマット
Video:MPEG1/MPEG2/AVI/DV
Audio:WAVE/MP3
Image:BMP/JPEG

対応出力フォーマット
MPEG1/MPEG2/AVI/DV Type1/DV Type2

編集機能
・シーンの切れ目を自動的にサーチ
・メディアもエフェクトもドラッグアンドドロップするだけの簡単編集
・さまざまなメディア(対応しているビデオ、静止画。オーディオファイル)の混在が可能
・必要な数だけタイムラインを追加できる
・正確なフレーム単位の編集に対応
エフェクト機能
・22種類のトランジションエフェクト
・3種類のフィルタエフェクト
・ビデオオーバーレイ(ピクチャインピクチャ)
・単色、グラデーションの背景
・フェードイン、フェードアウトやミキシングなどのオーディオトランジション
・ファストモーション、スローモーション
・オーバーレイでのユーザー設定によるモーション
・DirectX8対応のビデオエフェクト、トランジションを追加可能

タイトル機能
・フォント、スタイル、色、サイズ、透明度を設定可能
・色、位置、シャープネスの設定に対応したシャドウの追加
・ユーザー設定によるタイトルモーション
・テキストサイズと色のモーフィング

プレビュー機能
・レンダリングなしのインスタントプレビュー
・再生、停止、コマ送り、コマ戻しなどの再生コントロール
・ビデオのみのフルフレームプレビュー
・ビデオ+オーディオによるオーディオ優先のプレビュー
・オーディオのみのプレビュー
・プレビューウィンドウサイズを変更可能

MPEG1/MEPG2キャプチャソフトウェア
WinCoder

ビデオCDを作成するためのベースとなるMPEG1形式や、DVDビデオを作成するためのベースとなるMPEG2形式での動画ファイルを接続されたアナログビデオ機器からソフトウェアMPEGエンコーダによりキャプチャできます。

AVIキャプチャ・TV Tunerコントロールソフトウェア
MEDIACRUISE

カノープスオリジナル・統合型マルチメディアプレイヤーMEDIACRUISEは、オーディオやビデオのコントロール機能を備えており、定評あるWinDVDの DVD 再生エンジンも付属しています。MEDIACRUISEから非圧縮AVIおよびMotionJPEGキャプチャが行えます。 また、オプションの「TV Tuner Unit」を接続した場合、チャンネルコントロールなども行います。


その他にもSPECTRAユーティリティでは「オーバーレイ設定」を用意しており、デスクトップの画質設定とは別に、オーバーレイ画面に対して異なる画質設定を行うことができます。

安心の国内サポート

開発メーカーが直接、日本語でサポートします。ほとんどのグラフィックボードが海外メーカー製である中、SPECTRA F11 PE32なら安心してお使いいただけます。

●オプション

SSH Type-C(14,800円 11月発売)

高画質で好評をいただいているSPECTRAシリーズ(※)にアナログキャプチャ機能を追加するオプションです。Video Port 600Aとの併用はできません。(Video Port 600Aのフロントベイも使用できません)SSH-HDTV / SSH Type-Bとは排他利用となり、SSH Type-Cを取り外すと、すべてのキャプチャ機能は使用できなくなります。

※対応するSPECTRAシリーズはSPECTRA X20 /SPECTRA 8800 /SPECTRA 8400 /SPECTRA 7400DDR /SPECTRA F11 /SPECTRA F11 PE32となります。

仮称TV Tuner Unit(価格未定 1月中旬発売予定)

パソコンでテレビを見るためのオプションです。パソコンとUSBとAVケーブルを接続し、添付のソフトウェアでチューナーをコントロールします。
※TV Tuner Unitは当初11月発売予定でしたが変更になりました。

TV Tuner Unitの入出力端子
入力 S端子、コンポジット端子、オーディオ端子、アンテナ入力端子
出力 S端子、コンポジット端子(TV映像はこちらからしか出力されません)、ステレオミニジャックオーディオ端子
その他 ACアダプタ接続コネクタ(ADVC-100と同じACアダプタが付属、外部電源が必要になります)
USB接続端子(チャンネルコントロールに使用します。このユニット単体ではキャプチャや表示を行うことはできません)

G.I. Works のご紹介

G.I. Works (Graphics Innovation Works)は、カノープスのグラフィックス開発チームの名称です。常にオリジナリティと革新的な新技術を盛り込んだ製品開発を行っている熟練のエンジニア集団です。

 


詳細情報については下記のページをご確認ください。

◎SPECTRA F11 PE32 C-Tune の詳細な製品情報


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