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SSH-HDTV 新発売
2001年1月17日発表
報道関係各位
PC画面をD端子対応テレビに高精細表示 ■ SSH-HDTV ■カノープス株式会社は、高性能グラフィック表示ボード「SPECTRA」シリーズのオプションとして、「SSH-HDTV」(定価12800円)を新開発、2001年2月上旬より販売開始いたします。 SSH-HDTVは、当社製グラフィックボード SPECTRAシリーズのSSHテクノロジーを利用し、パーソナルコンピュータとD端子を装備したテレビ(BSデジタルテレビ)を接続することによって、テレビモニタ上で高精彩なWindows画面を表示するための新しいオプションモジュールです。nVIDIA製グラフィックチップ GeForce2 GTS, GeForce2 Ultra, GeForce2 MXなどによるハイレベルな2D&3Dグラフィック映像を、高解像度な信号でテレビに出力することができます。VGAコネクタとD端子を1つずつ装備しているので、PC用モニタとD端子対応テレビに同じ画面を同時に出力できます。D2、D3端子への接続時には最大720×480p、D4端子への接続時には最大1280×720pで表示することが可能です。 従来の家庭用テレビではインターレース表示となるため、PCの画面を表示させると文字や線がつぶれたり、ちらついてしまって実用にはなりませんでしたが、D端子対応テレビとSSH-HDTVを用いれば、最大1280×720pの高解像度で、ちらつきのないプログレッシブモードで表示できます。また、PCモニタと比較してテレビは輝度やコントラストが高いため、映像を美しく表示することができます。しかも32インチや36インチなどの大型テレビが手ごろな価格で販売されています。このような大画面テレビを使用すると、20インチクラスのPC用モニタとは一線を画す大迫力の映像をお楽しみいただくことができるようになります。 D端子を搭載した高解像度対応のテレビはBSデジタル放送開始と共に家庭にも普及し始め、破竹の勢いで出荷台数を伸ばしています。また、販売価格についてもさらに値下がりの傾向にあるようです。 このように普及著しいD端子対応テレビとパーソナルコンピュータをSSH-HDTVによって接続すれば、PCゲーム、DVD再生、インターネット上の様々なコンテンツやEメール、デジカメ画像の編集など、リビングの大画面テレビを中心にして、新たなライフスタイルをお楽しみいただくことが可能になります。 媒体各誌におかれましては、ぜひこれらの製品を組み合わせた活用例を読者の皆様にご紹介くださいますようお願い申し上げます。 SSH-HDTVは、SPECTRAシリーズのオプションとして日本国内のPCショップ等で販売するほか、OEMのご相談も承っております。 <参考資料1> D端子のフォーマット
<参考資料2> SSHテクノロジー (特許出願済) SSH(Signal Super Highway)では、映像信号のクオリティを保つため、グラフィックエンジンのビデオDACから出力されたアナログ信号をメイン基板から分離し、高架(橋)のような形状でディスプレイコネクタへと接続するものです。アナログ/デジタル回路を分離することでノイズの影響を抑え、さらにインピーダンス整合にも配慮することによってピュアな映像信号を送り出します。当社では、D-SUB15ピンを装備したSSH Type-Dを標準でSPECTRAに搭載していますが、BNC接続を可能にするSSH Type-Bなどもオプションでご用意しています。SSH-HDTVは、SSH Type-DをSPECTRAメインボードから取り外して装着します。
詳細情報については下記のページをご確認ください。 動作確認済みテレビ機種の情報も提供しています。
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