2005年6月13日
報道関係各位
カノープスと日本SGI
ネットワーク環境のハイビジョン対応ノンリニア編集システムで協業
〜ネットワーク環境化のニーズに対応しノンリニア編集の市場を共同で拡大〜
カノープス株式会社(本社:神戸市西区、社長:藤原睦朗、以下:カノープス)と、
日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:和泉法夫、以下:日本SGI)は、全国の放送局、CATV局(ケーブルテレビ)、映像制作プロダクション向けにネットワーク環境によるハイビジョン対応リアルタイムノンリニア編集システムの構築・販売に関して協業することを発表しました。
今回の協業によりカノープスはハイビジョン対応リアルタイムネットワーク編集システムEDIUS Net Systemを、日本SGIが提供するSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)ソリューションである高速共有ファイルシステムを用いて7月より販売します。
この新システムを構築することで、ユーザーは映像素材のファイル共有および管理が可能となり、その結果業務フローを大幅に改善し、効率的な編集作業が実現できます。
従来はハイビジョンでのリアルタイムネットワーク編集は大量のデータを取り扱うために困難でしたが、カノープスのハイビジョン用高画質、高速、画像データ圧縮伸長テクノロジー「Canopus HQ Codec」と日本SGIが提供する高速共有ファイルシステム「CXFS」により、ハイビジョン対応でありながらリアルタイムのネットワーク編集が可能となりました。
ネットワーク編集システムを構築するにあたりカノープスはノンリニア編集システムを日本SGIはCXFSサーバーおよび高速ストレージシステムを提供します。この協業によりEDIUS Net Systemは、安定した統一環境・動作環境を実現しました。また、各種サポートプログラムも用意され、要求に応じたメンテナンス・サポートが可能です。さらに従来よりも大幅な低価格化を実現し、最小システム構成(ノンリニア編集端末:2台+CXFSサーバー・高速ストレージシステム)では、2,000万円台から導入可能になります。ネットワーク型ハイビジョン編集システムの需要が高まる2008年度までに国内市場で10億円の売上を目指します。
カノープスは自社で培った技術を用いて、放送局や業務用ビデオ編集システムやネットワーク型ビデオ配信システムなど映像分野へも積極的に取り組んでまいりました。昨年には国内で最初にHDV対応編集システムの市場投入を実現し、コンシューマ市場から放送・業務用までハイクオリティでハイコストパフォーマンスなビデオ編集関連製品を開発、販売しています。
日本SGIは、映像・放送業界におけるCG制作、デジタルアーカイブ分野等のインテグレーション及びコンサルティングにおいて豊富な実績とノウハウがあります。また高速共有ファイル共有システムCXFSと高速ストレージシステムは放送局やポストプロダクション業務に適しているので、ネットワーク環境下のハイビジョンノンリニア編集システムに最適です。
今後両社は、今回発表のハイビジョン対応編集システムだけでなく、映像関連システムビジネス等、幅広いビジネスにおいて連携を深め、放送業界・製作プロダクション・ケーブルテレビ向けのビジネスにおいて協力関係を拡大していく方針です。
※SGIおよびSGIのロゴは日本SGI株式会社の登録商標です。カノープス製品の名称はカノープス株式会社の商標または登録商標です。また記載されている社名および製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
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