カノープス株式会社(代表取締役：山田 広司、資本金：18億5,437万5,000円)は2006年4月下旬より、ハイビジョン・ネットワーク伝送システム「HDCS-3000」を発売します。

　「HDCS-3000」は、HDVカメラで撮影したハイビジョン映像をネットワーク経由で遠隔地に伝送するシステムで、送信ユニット「HDCS-3000S」と受信ユニット「HDCS-3000R」で構成されます。
「HDCS-3000S」は、HDVカメラで撮影したハイビジョン映像をネットワーク経由で遠隔地に伝送するHDV-IP変換ユニットです。「HDCS-3000R」は、このデータを受信し、ハイビジョンで映像を表示することができる受信ユニットです。

「HDCS-3000S」および「HDCS-3000R」には、RS-232C端子が搭載されており、入力されたRS-232Cコマンドを双方向にパススルーし、接続した機器をネットワーク越しにコントロールすることが可能です。
同一ネットワーク内に「HDCS-300S」は128台、「HDCS-3000R」は16台まで設置することができ、任意のユニットと接続して表示することができます。
送受信１ペアで必要なネットワーク帯域は約30Mbpsとなり、同時に通信可能な本数はネットワーク速度に依存します。

「HDCS-3000」は、単体のユニットとしてシステム組み込み向けに販売するだけでなく、本ユニットを利用したシステムの受託開発も当社にてお受けいたします。

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