2010年10月27日
報道関係各位
グラスバレーの最新ノンリニア編集技術を盛り込んだ 第三世代 HDWS 3Gシリーズ を発表
トムソン・カノープス株式会社(代表取締役社長:ジェフ・ロシカ)は、放送や編集プロダクションの編集作業の効率化を図るため、3G-SDIに対応したHDWSシリーズの第三世代ターンキー編集機を発表しました。
放送局をはじめ、数多くの導入実績を誇るハイビジョン編集システムとして、確固たる地位を築き上げてきたHDWSシリーズ。三代目となる「HDWS 3G」と「HDWS 3G ELITE」は、リアルタイム性能の更なる向上、筺体デザインとラインナップの一新など、大きな進化を遂げました。また、最新のWindows 7 64ビット版OSや、ノンリニア編集ソフトウェアGrass Valley「EDIUS 6 Broadcast」を搭載することで、単体の編集環境から大規模編集システムまで幅広く活用できます。
「日本国内の放送局を始めとし、多くの編集の現場で採用されているHDWSシリーズは、その多様性やリアルタイム編集機能が高く評価されてきました。新しいHDWSは更なるテープレスフォーマットに対応しており、高い編集性能を提供することで現在の編集ワークフローの快適化を可能にしてくれます」とトムソン・カノープス代表取締役ジェフ・ロシカは話しております。
HDWS 3Gは、6コア(12スレッド)のプロセッサと高速なデータドライブで、優れたリアルタイム性能を発揮し、ノンリニア編集ソフト「EDIUS」の能力を最大限に引き出す編集システムです。 3G/HD/SD-SDIの入出力やP2、SxS、SDHC、2.5インチSSD対応のメディアスロットによるテープレスメディアとのスムーズな連携に加え、優れたデザイン性、高いメンテナンス性、安定した業務に必要な保守性も兼ね備えています。
対するHDWS 3G ELITEはさらに高度な機能・性能を強化した上位モデルです。12コア(24スレッド)にも及ぶプロセッサ、RAID50ドライブ、電源のリダンダント構成といった、サーバー機器並みのスピードと冗長性を持ち、新デザインのマルチI/Oプロセッサーも付属しています。速度・機能・信頼性と、全てを兼ね備えた「HDWS 3G ELITE」は、HDWSシリーズのフラッグシップモデルです。
HDWS 3Gシリーズは、業務用ノンリニアビデオ編集ソフトウェア「EDIUS 6 Broadcast」を採用しており、前バージョンから100以上の機能進化を果たした「EDIUS 6」に、さらに、プロフェッショナルファイルフォーマット(XDCAM、P2、GF、XFなど)の編集、MXF形式でのベースバンドキャプチャなどの業務用途に特化した機能を追加しています。
さらに、「EDIUS Workgroup Server」のクライアントとしてネットワーク編集システムに組み込むことで、時差編集や渡り編集を可能にし、理想的な高効率テープレスワークフローを実現することができます。さらに、高度なプロキシ編集機能により、一刻を争う報道現場などでも最大限まで時間を有効に使うことができます。また、オプションの「BC Export Option」を追加することで、プロフェッショナルファイルフォーマットへのエクスポートも可能です。
製品名 |
価格(税別) |
発売日 |
HD/SD-SDI出力対応 搭載モデル
HDWS 3G |
2,980,000円 |
12月中旬 |
マルチI/Oプロセッサー付属モデル
HDWS 3G ELITE |
4,480,000円 |
12月中旬 |
詳細情報については下記のページをご確認ください。
トムソン・カノープスについて
トムソン・カノープスの前身であるカノープス株式会社は1983年の創業以来、独創性の高いハードウェア、ソフトウェアの開発を行い、プロフェッショナルおよび個人向けにデジタル映像、画像処理ソリューションを提供してきました。2006年にトムソン(現テクニカラー)グループのグラスバレー傘下に入り、2008年10月1日にトムソン・カノープス株式会社へと商号を変更しました。
革新的なトムソン・カノープスの技術は、先進的なコーデックをはじめ業界で高く評価されています。 www.thomson-canopus.jp/
グラスバレーについて
グラスバレーは、幅広い製品ラインナップとサービスで、世界中で注目を集めるテレビイベントをサポートしています。グラスバレーの顧客は、世界の主要放送局、プロダクション、クリエイター、通信会社であり、ニュースやスポーツ、エンターテイメントなどのプログラムの多くがグラスバレーの製品やサービスによって制作され、放送・配信されています。
www.grassvalley.com/
テクニカラーについて
テクニカラーは、ユーロネクストパリおよびニューヨーク証券取引所の上場会社です。このプレスリリース内の、将来に向けてのマネジメントの予想に関する考察を含む記述には、米国の1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「免責条項("safe harbor")」に定義されている「将来の予測に関する記述("forward-looking statements")」が含まれています。このような記述はマネジメントの現在の予想と信念に基づくものであり、実際の結果は、世界の経済情勢、景気、電子機器の消費者需要、法的規制などの変化により、この将来の予測に関する明示または黙示の記述と大きく異なる可能性があります。テクニカラーの財務業績に影響を与える要因については、テクニカラーの米国証券取引委員会(米SEC)届出書類に詳しく記載されています。
www.technicolor.com/
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