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2010年3月26日
報道関係各位 T2を機能強化するService Packを発表
トムソン・カノープス株式会社(代表取締役社長:須山 康男)は、2010年4月に開催される NAB 2010において、インテリジェント・デジタル・ディスクレコーダー「T2」に新機能を追加するService Packを発表いたします。これにより、T2はいっそう柔軟で強力なファイルベース・ワークフローを構築することが可能になります。今回発表される2つのService Packは、既存のT2ユーザーに無償提供されます。 また、年内に発表されるOption Packにより、主要なコーデックのネイティブ再生が可能になる予定です。 画質、多機能、使いやすさで卓越したGrass Valley T2は、フレーム単位の正確なコントロールなどのノンリニアの特性を、VTR的な操作で実現した次世代の録画・再生システムです。1系統の録画と2系統の再生をすべて個別にコントロールすることができます。また、録画・再生とも480i、720pに加え1920x1080(24p/50i/60i)に対応しています。 Service Pack1(SP1)とService Pack2(SP2)の導入により、T2はインジェストやファイル転送機能の拡張、AMPの機能強化によるさらに柔軟なT2の外部制御、スローモーション再生の高画質化などを実現します。 さらにSP2が導入されたT2には、発売が予定されているP2 Option for T2やXDCAM Option for T2、Alpha Option for T2などのOption Pack(有償)を導入できるようになります。 T2は、1月に開催されたデトロイト・モーターショー2010の多くのメーカーブースにおいてプロモーションビデオ再生に利用されましたが、今回のアップデートにより、そのようなライブイベントや展示会でのテープレス制作・運用の効率がさらに向上します。 「T2は発表当初からライブイベントやビデオ制作の用途で高く評価されてきましたが、今回のService Packによって、これまで以上に多くの方にメリットを提供できる製品になります。すでにT2を利用しているお客様にも無償で提供し、T2をより便利にお使いいただけるようにいたします。 信頼性を備えた高性能なテープレス再生機として、現時点でT2に勝る製品はないと考えています」と、グラスバレー上級副社長Jeff Rosicaはコメントしています。 Service Packにより、T2は以下の機能が強化されます: SP1: AMPプロトコルサポートの拡張、SDI入力時のオーディオ選択(AES/EBUまたはアナログ)、プレイリストのタイムコードとしてクリップ/プレイリストのソースタイムコード表示の選択、QuickTime形式のファイルをインポートする際のタイムコードの保持等、T2自身の品質と魅力の向上を目的としたアップデートになります。 SP2: ユーザーによるファイルのアップ/ダウンコンバート、同一プレイリスト内に異なるフォーマットの映像を混在させての再生、FTPによるファイルエクスポート、QuickTime型式でのエクスポート、スローモーション再生の画質向上、静止画の取り込みと再生、バッチリストインポートに対応したバッチキャプチャ、24p素材の取り込み等、T2をさらに便利に、幅広い分野に対応するためのアップデートになります。 SP2を適用したT2向けにOption Pack(有償・価格未定)も用意されます。P2 Option for T2およびXDCAM Option for T2は、P2やXDCAMデバイスから直接ネイティブMXFフォーマットの再生を可能にします。アルファチャンネル付きのクリップ(透過情報を持つTargaおよびHQ)をインポートする際に自動的にキーとフィルに分離し、2つの再生チャンネルから同期再生を可能にするAlpha Option for T2は、CGデータを利用する際のワークフローを改善します。 SP1は2010年3月上旬より配布を開始しており、SP2は同6月からの配布を予定しています。またOption Packは6月に販売を開始する予定です。 トムソン・カノープスについて
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