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非圧縮のキャプチャレート
FAQ ID 000007 作成日: 1999/06/01  更新日: 2008/10/31
非圧縮形式のAVI作成時は、どの程度のレートでキャプチャできるのですか?
非圧縮(RGB形式)でのキャプチャレートは、転送するデータ量が大量になるため、一般的な環境においてはフルモーション(30フレーム/秒)でのキャプチャが行えない場合の方が多いでしょう。特に音声を伴うAVIを非圧縮で作成する場合にはコマ落ちが激しくなります。目安として320×240で最大でも15フレーム/秒程度と考えた方がよいでしょう。

◎耳より情報:録画時はYUV形式がお勧めです!◎
Power Window GX/4VC、PWR128シリーズのGTVモデル、ZXR128 Video Capture Kit、SPECTRA Video Port 600などでは、非圧縮AVI作成時にRGBではなくYUV形式を選択することができます。

RGB形式の場合、入力されたビデオ信号のYUVデータからRGBデータへの変換をCPUが行いながら記録しなければならず、またYUVと比べてRGBの方が転送するデータサイズが大きくなるためコマ落ちが激しくなりますが、 YUV形式のままハードディスクに記録することで、非圧縮RGB形式と比べてより高いフレームレートでキャプチャすることができます。使用する環境や条件にもよりますが、Pentium II 200MHz程度のCPUの場合、320×240ピクセルでフルモーションに近いAVIが作成できることがあります。

なお、YUV形式のAVIは当社独自のフォーマットなので、このYUVコーデックがインストールされていない環境では再生することができません。そこで、録画時には高フレームレートを実現するためにYUV形式を使用し、あとで他の形式(Indeo形式のAVIや、MPEG4など)に変換するというのが効率の良い使い方です。

こういった形式変換と、不要なシーンをカットする程度の簡単な編集が行えるように、「VideoChanger」を製品(Power Capture Pro、Power Capture PCI、Power Movie PCIを除く)に添付していますのでぜひお試しください。もちろん、YUVコーデックがインストールされている環境であれば一般のビデオ編集ソフトでもYUV形式のAVIを読み込めますので、他の形式に変換できますし、タイトル挿入などのもっと凝った編集もできるでしょう。たとえば、MediaStudio Pro 6.0JMediaStudio Pro 6.0J Video Editionでは、AVIを読み込んで高度なビデオ編集を行い、MPEG1形式やQuick Time形式で出力することが可能です。

■FAQ ID 000007 に該当する製品名
Power Movie PCI  PWR128P/4VC  PWR128P GTV  PWR128A GTV  Power Capture Pro  Power Capture PCI  Power Window GX/4VC  Power Window DX/4MC  ZXR128 Video Capture Kit  SPECTRA Video Port 600  SPECTRA Video Port 600A