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MEDIACRUISEでキャプチャしたAVIファイルを再生すると音ずれします。 |
FAQ ID 000325 | 作成日: 2002/05/23 更新日: 2002/05/24 |
MEDIACRUISEでアナログキャプチャしたAVIファイルを再生すると音ずれしますが、対処方法はありますか? | |
音ずれが発生する仕組みは、大きく3通りにわかれます。 VFWはWindows 3.1に動画再生機能を追加することを目的で用意されました。当時はPCのスペックも低くハードディスクの容量も少ない(100MB前後が主流)ことから、フレームレートを厳密に考える必要もなく、音ずれが発生する条件も整いにくい状況にありました。しかし、PCのスペックが向上しハードディスクも劇的に増加することで、問題が表面化します。 VFWは動画のフレームレートを30fpsとして扱っていました。しかし、実際には29.97fpsで動画データが入力され、ここでつじつまが合わなくなります。30fpsでキャプチャすると29.97fpsとの誤差が溜まるため、30秒前後ごとに意図的に1フレームとりこぼします。これによりフレームの整合性を保つように作られているのですが、これがあだになり音ずれの原因となることがあります。 仮想メモリとディスクの先読みを有効にしたままAVIファイルを再生すると、しばらくして映像データの読み出しが間に合わなくなります。映像データの読み出しが間に合わないと、そのフレームの出力はやめて次のフレームが読み出されます。これが蓄積されて数分から数十分経過すると、音声より映像が先行する現象が発生します。 サウンドカードは音声データを再生するときに、そのサンプリングレートからクロックを生成します。映像の周期(29.97fps)とはまったく無関係にクロックが生成されるため、サウンドカードのクロック生成精度が低いと、再生時間が伸び縮みすることがあります。これが元で音ずれが発生します。 次の設定を行った上で再生していただきますと、仮想メモリを使用しないことでディスクからスムーズに音声データを読み出すことができるようになり、音ずれを防ぐことができる可能性がございます。なお、こちらの設定を行っても状況が改善されないのであれば、サウンドボードを交換することで解消することもございます。 ●仮想メモリを使用しない | |
■FAQ ID 000325 に該当する製品名 | |
DVStorm2 for DVD/Light DVStorm-RT/Light DVStorm2/Light | |
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