■I．EDIUSからのエクスポートについて

1. Recorderウィンドウ（向かって右側のウィンドウ）の[エクスポート]ボタン→[ファイルに出力]をクリックします。

   

2. 「エクスポータの選択」画面で、[Canopus ProCoder Express For EDIUS Wizard]もしくは[Speed Encoder for HDV]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

   ■[Canopus ProCoder Express For EDIUS Wizard]と[Speed Encoder for HDV]選択の目安

   ご使用のパソコンのCPUがXeon、Pentium D、Core 2 Duoでかつ、メモリが1GB以上搭載されている場合には、[Speed Encoder for HDV]を選択してください。

   CPUがPentium 4の場合、もしくは[Speed Encoder for HDV]での変換時にエラーが出る場合には、[Canopus ProCoder Express For EDIUS Wizard]を選択してください。

   ※EDIUS Pro3/EDIUS 3 for HDV使用時に[Speed Encoder for HDV]を使用するためには、オプションの「EDIUS Power Up Kit Speed Encoder for HDV」もしくは、[EDIUS Power Up Kit Premium]を別途購入いただく必要があります。

   ご使用のパソコンのCPU/メモリ容量が分からない場合には、こちらの手順でご確認いただけます。

■II．各エクスポータ選択時の操作について

　●[Speed Encoder for HDV]選択時の、HDVファイルの出力方法

1. 「エクスポータの選択」画面で、[Speed Encoder for HDV]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

2. 「名前をつけて保存」画面で、[ファイルの保存場所]、[ファイル名]を設定します。
   また、[品質速度]を[高速]、[高品質]、[最高品質]から選択し、[保存]ボタンをクリックします。

   

   ここで保存された場所とファイル名はメモしておいてください。「MPEG TS Writer」でファイルの読み込み時に必要となります。

   ※Stream Propertiesの設定は、プロジェクト設定により、表示される項目が異なります。

3. ファイルの変換が完了しましたら、「■III．HDVファイルをカメラに書き戻す方法の手順を行います。」

1. 「エクスポータの選択」画面で、[Canopus ProCoder Express For EDIUS Wizard]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

2. 「目的・履歴の選択」画面で、[目的で選択する]を選択後、[次へ]ボタンをクリックします。

3. 「ターゲットを選択」画面で、[HD(High Definition)]を選択後、[次へ]ボタンをクリックします。

4. 「HD形式」画面で、適切な項目を選択後、[次へ]ボタンをクリックします。

   ※SONY製やCanon製の機器など1080/60i(インターレース）の設定で書き出される場合には、[HDV 1080ライン(HD2 モード)]に設定します。

   Victor・JVC社製の機器など、720/30p(プログレッシブ）の設定で書き出される場合には、[HDV 720ライン(HD1 モード)]に設定します。

   なお、1080/24p(プログレッシブ）、1080/30p(プログレッシブ）の設定で書き出される場合には、[HDV 1080ライン(HD2 モード)]を選択します。
   また720/24p(プログレッシブ）、480/60p(プログレッシブ）の設定で書き出される場合には、[HDV 720ライン(HD1 モード)]に設定します。

5. 設定画面が出ますので、適切な項目を選択後、[次へ]ボタンをクリックします。

   ※SONY製やCanon製の機器など1080/60i(インターレース）の設定で書き出される場合には、[HDV 1080/60i (1080 ライン,インターレース,29.97fps]を選択します。

   Victor・JVC社製の機器など720/30p(プログレッシブ）の設定で書き出される場合には、[HDV 720/30p (720 ライン,プログレッシブ,30fps]を選択します。

   ※上記以外のフォーマットで出力される場合には、出力するフォーマットにより、適切な設定を選択してください。

6. 「ターゲットファイル名の設定」画面で、[ファイルの保存場所]、[ファイル名]を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

   ここで保存された場所とファイル名はメモしておいてください。「MPEG TS Writer」でファイルの読み込み時に必要となります。

7. 「ジョブ概要」画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

   

   ※変換フォーマットの項目は、選択した項目により、表示される項目が異なります。

8. 「設定」画面の[インターレース]項目が、[上位フィールドが先]になっていることを確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。

   

9. 「ジョブ概要」画面に戻りますので、[変換]ボタンで変換を開始してください。ファイル変換が開始されます。

10. ファイルの変換が完了しましたら、「■III．HDVファイルをカメラに書き戻す方法」の手順を行います。

1. コンピュータのIEEE1394端子、もしくはVELXUSシリーズのDV端子とHDVカメラを接続し、HDVカメラの電源を入れます。

   ※カメラは撮影モードではなく、再生モードにしてください。
   なお、モード変更の具体的な操作方法は各カメラメーカーまでお問い合わせください。

2. 書き込み可能なテープを挿入し、予め巻き戻しておきます。

3. Windowsの[スタート]ボタン→[（すべての）プログラム]→[Canopus]→[MPEGcapture]→[MPEG TS Writer]をクリックします。

4. 「MPEG TS Writer」ダイアログが開きますので、デバイスを[Microsoft AV/C Tape Subunit Device]もしくは[JVC AV/C Tape Device]に設定します。
   

   ※デバイスの項目が空白になる場合には、カメラの設定もしくはパソコン側の設定が適切に行われていない可能性があります。
   「HDV機器からキャプチャができません 」内の「■HDV機器を認識しない、又はデッキコントロールができない場合は、下記手順をご確認ください。」以降の手順をお試しください。

5. 「+」ボタンをクリックします。

   

6. 「■II．各エクスポータ選択時の操作について」で作成したHDVファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

7. 「MPEG TS Writer」ダイアログに戻りますので、[ファイルリスト]にHDVファイルが正しく表示されているのを確認後、[デバイスに記録する]ボタンをクリックしてください。

   

   自動的にHDVカメラに出力されます。