Grass Valley
HOME 製品情報 ダウンロード よくあるお問い合わせ サポート&サービス ショーケース 企業情報
Home > よくあるお問い合わせ [FAQ]
SoundSoap 2 VST Pluginの操作方法について
FAQ ID 000827 作成日: 2007/04/06  更新日: 2007/04/06
SoundSoap 2 VST Plugin(以下SoundSoap)の操作方法を教えてください。
・各ボタンの機能につきましては、●SoundSoapの各機能についてをご覧ください。

・ノイズ除去の具体的な方法につきましては、●ノイズの除去方法をご覧ください。

・説明内の各ノイズの内容につきましては、●ノイズの種類についてをご覧ください。

●SoundSoapの各機能について

  1. Remove Click &Crackle スライダー
    このスライダーは、クリック/クラックルノイズを除去する為のものです。
    スライダーをあげると、ノイズを除去する量を増やします。

  2. Noise Tunerノブ
    除去したいノイズの周波数をこのノブで設定します。
    時計回りに回転させると、周波数を高く設定できます。
    (設定した周波数よりも低い周波数は、ノイズとみなされます)

  3. Wash Window
    除去されたノイズをグラフ方式で表現したものです。
    再生中は左から右にデータが流れますが、ウィンドウの左側がノイズ除去前のオーディオ信号、右側が現在の設定でノイズが除去された後の信号を表します。
    青色=オーディオ信号、赤色=ノイズとなります。

  4. Noise Reductionノブ
    ノイズを除去する量をこのノブで設定します。
    時計回りに回転させると、ノイズを除去する量を高く設定できます。

  5. Enhanceスライダー
    劣化した音声データの周波数を修復する機能です。
    スライダーをあげると、修復量を増やします。

  6. Preserve Voiceボタン
    マイク入力された音声などで、人間の声の周波数以外を削除するボタンです。
    有効になっている場合には、ボタンが緑色に点灯します。

     

  7. BroadBandモードボタン
    ノイズ除去自体のオン/オフを変更することができます。
    「Noise Only」モード選択時には、除去されるブロードバンドノイズだけをモニタすることができますので、ノイズ除去設定の確認のために使用してください。

  8. Learn Noiseボタン
    オーディオを分析し、ブロードバンドノイズを検出します。
    この機能を使用することによって、Noise Tunerノブ(2.項)、Noise Reductionノブ(4.項)を自動的に設定します。
    有効になっている場合には、ボタンが緑色に点灯します。

  9. Remove Humコントローラ
    オーディオやビデオファイルに含まれるハムノイズを除去します。
    ※西日本地域では、60Hzの設定、東日本地域では50Hzの設定を目安にしてください。

  10. Remove Rumbleボタン
    ランブルノイズを除去するボタンです。
    有効になっている場合には、ボタンが緑色に点灯します。 
●ノイズの除去方法

除去したいノイズによって、以下の手順で作業を行ってください。

  1. ブロードバンドノイズの除去について
    ■自動設定方法
    1. BroadBandモードボタン(F)をonに設定します。

    2. Learn Noiseボタン(G)を有効にします。

      ※BroadBandモードボタン(F)をnoise onlyに変更することで、上記設定で除去されるノイズ部分だけを確認できます。

    ■手動設定方法
    1. BroadBandモードボタン(F)をonに設定します。

    2. Noise Tunerノブ(A)を時計回りに動かして、除去したいノイズの周波数を設定します。
      ※設定した周波数よりも低い周波数は、ノイズとみなされます。

    3. Noise Reductionノブ(C)を時計回りに動かして、ノイズの除去量を設定します。

      ※BroadBandモードボタン(F)をnoise onlyに変更することで、上記設定で除去されるノイズ部分だけを確認できますので、設定の微調整時の参考としてください。

  2. クリック/クラックルノイズの除去方法
    Remove Click &Crackle スライダー(@)をあげて、ノイズの除去量を設定します。

  3. マイク録音した時などに含まれる声以外のノイズの除去方法
    Preserve Voiceボタン(E)を有効にします。

  4. ハムノイズの除去
    Remove Humコントローラ(H)を有効にします。
    ※西日本地域では、60Hzの設定、東日本地域では50Hzの設定を目安にしてください。

  5. ランブルノイズの除去
    Remove Rumbleボタン(I)を有効にします。

●ノイズの種類について
  1. クリック/クラックルノイズ
    レコードの傷などによって発生する「プツッ」というスクラッチノイズです。

  2. ヒスノイズ
    カセットテープの再生時などにでる「サー」というノイズです。

  3. ブロードバンドノイズ(広帯域ノイズ)
    エアコンの騒音など広域周波数のノイズです。

  4. ハムノイズ
    50〜60Hz付近の単一の周波数から構成される低い「ブーン」というノイズです。

  5. ランブルノイズ(轟音)
    通常40Hz以下の低周波ノイズです。マイクロフォンで収録された風などのノイズや 自動車などの背景音も含まれます。
■FAQ ID 000827 に該当する製品名
EDIUS 3 for HDV  EDIUS Power Up Kit  EDIUS Pro version 4 

grassvalley.jpgrassvalley.comお問い合わせ著作権および商標個人情報保護方針についてプレスリリースサイトマップ
Copyright © 2014 Belden Inc. All rights reserved.