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今回は「クロマキー」を使っての画面合成に挑戦してみよう。
天気予報などでよく目にするおなじみの合成ができてしまうのだ。
やってることはハイレベルだが決して難しくはない。ぜひ試してみてほしい。
●クロマキー
ビデオフィルタ機能の中からクロマキーに挑戦してみよう。
クロマというのは「色」という意味。クロマキーを使うと、色をキーにして映像を合成できるというわけだ。
わかりやすい例を挙げると、「ひまわり」の衛星画面をバックに気象予報士が明日の天気を説明している図。 あれは、気象予報士の背景の青い色を透明化し、「ひまわり」の映像と合成しているクロマキーの代表例だ。

クロマキーをするには「クロマキーに適した素材を用意する」ということが重要。気象予報士の例も、青一色の背景で撮影しているからきれいな合成ができるのだ。 合成したい被写体以外は、ひとつの色で統一した背景の素材が必要だ。

●基本の使い方

ここでは、背景が青の動画(CG)を用意した。このCGと風景を映した動画とを合成してみよう。


合成前

合成後

まず、MainAVラインに風景を映した動画を配置する。
次に、合成させたいCGの映像をInsertAVラインに配置する。このとき、プレビューウィンドウにはInsert AVラインの映像が表示される。

「ビデオフィルタ」設定画面の下側に、エフェクトボタンが並んでいる。その中から Chromakey(クロマキー)ボタンをクリックする。この操作だけでも、プレビューウィンドウには青い部分が透明化され、MainAVラインの映像が合成されているのが見えてくるはずだ。

さらに細かく調節するために、つづいてその下の「Setup」ボタンをクリックして設定画面へ。

「クロマキーの設定」画面が表示された。
ここで、今回のようにCGを使っている場合は、まず CG設定ボックスにチェックを入れる。それから自動フィットボタンをクリックする。これで今までCG映像の女性の輪郭に少し残っていた青いちらつきがなくなり、さらにきれいに合成される。

たいていはこの作業だけできれいに合成されるはずだが、もし十分でない場合は キャンセルカラーを調節してみよう。

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