ADVC-300 の特長

●高画質アナログ-DVコンバータ
カノープスの技術を活かして開発されたDVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップを採用し、独自のデジタルビデオ信号処理によりアナログ-DVの双方向変換を高画質に行います。

●豊富な画質補正機能を搭載
入力映像の画質を補正する機能を搭載しています。古いビデオテープをキャプチャする場合や、近くの機器から影響を受けて映像にノイズが混入してしまうような場合などでも、美しいDV映像に変換することができます。また、アナログ-アナログコンバートも可能です。


■2D & 3D Y/C分離
単一フレームでの「明るさの信号(Y)」と「色の信号(C)」を分離する2D Y/C分離に加え、前後の映像内容を参照しながら分離を行う3D Y/C分離に対応。より綺麗な映像の視聴・録画を可能にします。

OFF

ON

■2D & 3D ノイズリダクション

突発的に発生するノイズを前後のフレームと比較することで識別し、除去します。入力映像のノイズを低減することで画質の向上に寄与します。
※画像はイメージです。

映像ソース

ON

■タイムベースコレクタ

古くなったビデオテープを再生した際などに発生する横方向のブレを補正する機能です。ADVC-300はラインタイムベースコレクタに加え、フレームタイムベースコレクタにも対応。大切なビデオ映像をデジタル保存する際などに威力を発揮します。
※画像はイメージです。

補正前

補正後

■フレームシンクロナイザ

入力されたNTSC映像信号を補正して標準信号化し、安定した表示を実現します。

■オートゲインコントロール]

入力された映像信号を適正な明るさに自動調整します。

■黒伸張補正機能 ■白ゲイン制限機能
■白階調再現補正機能 ■輪郭補正機能

 

●美しいモニタ表示を実現するD1出力端子
S-VIDEO出力に加え、D1出力端子を装備。D1入力に対応したテレビやビデオモニタなどにDV映像を美しく表示することができます。
検証レポート
接続の違いによるDV表示画質の違い

 

●映像と音がずれない「Locked Audio」
従来の他社製コンバータでは、PCにキャプチャした段階で映像と音声のズレが生じていました(当社調べ)。これは、映像と音声データが分離し、互いに同期していないことが原因です。
音声を映像の速度に合わせて正確にデジタル化することでこのような現象を防ぐ機能がLocked Audioです。ADVC-300は、業務用デジタルビデオ機器で採用されているこの機能を搭載しているので、長時間のコンテンツをコンバートする場合にも安心してお使いいただけます。

●NTSC / PAL両対応
日本やアメリカで使われるNTSCだけでなく、ヨーロッパ等でも使われるPALにも対応しています。NTSC - PAL の変換は行えません)

●Macintoshにも対応
ADVC-300は単体で動作するため、iMovieなどのソフトウェアを使用してMacintoshでキャプチャすることも可能。パソコンを介さずにデータの変換だけを行うこともできます。

●PCから画質調整が可能
WindowsパソコンやMacintoshjから、ADVC-300の設定をコントロールするアプリケーション「Picture Controller 300」が付属。画質、音質、3D Y/C分離などの設定をパソコン上から簡単に変更できます。

Picture Controller 300の動作環境
CPU Pentium III以上、またはApple G3 Macintosh以上
メモリ 128MB以上
CD-ROM セットアップに必要
HDD インストールに空き容量4MB以上必要
対応OS Windows 2000 Professional 日本語版 + SP4以上
Windows XP Home/Professional 日本語版 + SP1
Mac OS X 10.2.7以上
※1
Picture Controller 300を使用するには OHCI(IEEE1394)カードが必要です。(当社のDV編集カードからは使用できません)
※1 Mac OS X LIONでは動作しません。


インデックス 特長 仕様