MRL-HD シリーズ ハードウェア の特長
※製品構成はイメージです。
ハイビジョン映像のリアルタイムマスク合成
MRL-HD シリーズは、フットペダルで映像を自由な速度(+-1/20〜+-8倍速)で再生させ、ペンタブレットとジョイスティックフェーダーでマスク範囲の位置や大きさを調整しながら、ターゲットにリアルタイムでマスク合成を行う「ラーニングシステム」を搭載したマスク合成専用の編集システムです。
リアルタイムモニタ出力
映像出力端子からはタイムライン上の映像がHD、SD共にリアルタイムで出力されているので、作業結果を常にモニタで確認しながら操作が行えます。映像の規格が混在している場合は、HD/SD解像度から選択することができます。
※HDモニタは別売です。
HD/SDの混在編集が可能
ハイビジョン素材とDVビデオ素材、異なるアスペクト比(16:9、4:3)の素材を混在させたマスク合成が可能。必要に応じてレターボックスを自動で作成します。
HD/SD互換編集
プロジェクトの編集モードを即座に切り替えてHD→SD、SD→HDのどちらでも再編集・変換出力することができます。マスク合成は後段階で行うので、余計なスケーリングが入らず、変換前と変わらない高品位を維持できます。HD→SD変換では、レターボックス出力時のマスク位置補正やマスクサイズ、プロックサイズ(濃さ)は自動的に修正され、ダウンコンバート等の作業を必要としません。
HDVネイティブの軽快な編集
HDVをネイティブで扱っても、DVと変わらない軽快な操作性を実現した「ハイブリッドデコーディング」を搭載。容量もDVの1.15倍程度のため、比較的安価なストレージで運用でき、導入コストを大幅に削減できます。MRL-HDシリーズ以外でキャプチャしたMPEG2-TSファイルは、付属ソフトウェア「MRL ProxyMaker」でファイルを生成することで、同様の高速処理が可能になります。
マスク合成中、合成後のカット編集が容易
マスク加工中の映像編集や加工後の手直しも簡単に行うことができます。これにより、ビデオ製作の一連作業がMRL-HDのシステムだけで完結できるだけでなく、テープアウトやファイル出力を伴わずにワンパスレンダリングの高画質を維持できる映像製作環境の構築が可能です。
独自の圧縮技術「Canopus HQ Codec」を採用
データ量を抑えながらも高画質を維持でき、フレーム単位の高精度な編集が可能なカノープス独自の圧縮技術「Canopus HQ Codec」によるキャプチャが可能。当社のハイビジョン編集システムとの効率的な運用ができます。
プロジェクト互換と資産運用
MRL-HDシリーズで作成したプロジェクトファイルは、他のMRL-HDでの読み込み、再編集が可能です。また、MRL-1800、MRL-1000のプロジェクトファイルを読み込むことができる「MRL-SDソフトウェア」により、SDの映像作品の資産運用も継続できます。
※素材ごと移動する必要があります。
※プロジェクトファイルと素材ごと移動する必要があります。
※MRL-SDソフトウェアは、MRL-HDソフトウェアとの互換編集機能はありません。SD出力のみとなります。
※フリーシェイプ、テクスチャーマスク処理されたプロジェクトファイルは、MRL-2000で読み込むことはできません。
NASによる素材共有
プロジェクトファイルを共有できる利点から、ネットワークサーバ(NAS)を使うことで、素材の共有や制作の分業など、高効率の編集環境を構築することが可能です。
将来を見据えたコンテンツ利用
豊富な出力形式を利用することで、ひとつのコンテンツをさまざまなメディアで利用することが可能です。
《 ワークフロー 》
インデックス
特長
ハードウェア特長
コントロールデバイス
仕様