●大切なビデオをMPEGで美しく保存
高品質な部品とそれを活かす技術で作られたMTV2200 SXボード。VHS等のビデオライブラリをMPEGで美しく保存するのに最適です。オプションのテレビチューナーユニット TBOX やビデオデッキなどを接続すれば、テレビをパソコンで楽しんだり、MPEGで録画することができます。
MTV2200 SX Light は、Sまたはコンポジットのビデオ出力端子を持つNTSC方式のテレビチューナーやビデオデッキなら、機種を問わずに接続でき、テレビ番組の録画も可能になります。
テレビチューナーとしてTBOXをお使いの場合には、アップグレードキットをお求めいただくことで MTV2200 SX 相当になります。 ※アップグレードキットについては、ご登録ユーザーにご案内を差し上げています。 |
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●高画質テクノロジーをロープロファイルサイズに凝縮
Panasonic製の高画質MPEG2エンコーダチップ「VDSP3」と、3D Y/C分離、3Dノイズリダクション、タイムベースコレクタ、オートゲインコントロールの機能を持つ高機能フロントエンド・デジタルシグナルプロセッサ「Triple 3D Video Processorを搭載。劣化したテープからの入力等、映像信号が不安定となりがちな場合でも安定した取り込みを、きれいな映像信号ならより美しい取り込みを行うための機能を満載しています。
[3D Y/C分離]
デジタルのフレームバッファと動き検出機能を用いて高度なY/C分離を実現。明るさの信号(Y)と色の信号(C)をきっちり分離します。細かい模様などで発生するカラーノイズや、輪郭に発生する点状のノイズをなくし、安定感のある映像を得ることができます。 |
3D Y/C分離 ON |
3D Y/C分離 OFF |
[3Dノイズリダクション]
時間軸の関連性が低いという特性からノイズを検出・除去する3Dノイズリダクションは、画像への影響を最小限に抑えます。MPEG圧縮の大敵であるノイズを低減することにより、圧縮率の向上にも寄与します。 |
[3Dフレームシンクロナイザ]
1画面のメモリをバッファとして使用することで、入力同期信号の乱れにも安定した動作を実現。ノイズに弱いというMPEGエンコードチップの問題をカバーして安定したエンコードを実現します。 |
[タイムベースコレクタ]
横方向の揺らぎ(ジッター)の強い画像を検出し強力に補正。古いビデオライブラリのキャプチャに威力を発揮します。(信号の品質によっては補正できない場合もあります) |
[デジタルAGC]
設定が難しい入力ビデオレベルの調整を自動化。同期信号を基準にするため、画像への悪影響はまったくありません。アナログビデオ信号を余すところなくデジタル変換します。) |
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●なめらかできれいなオーバーレイ表示
偶数・奇数フィールドをそれぞれ1/60秒間隔で更新し、フィールド補間してから表示を行う「プログレッシブ再生」機能で、パソコンディスプレイ上でも違和感のない表示を行います。また、オーバーレイ表示用に非圧縮データをグラフィックカードにダイレクトに転送するため、とてもきれいな表示をCPUに負荷をかけることなく実現しています。(入力されたビデオをMPEGに変換し、それをCPUでデコードしながら画面表示を行うタイプの製品では、それだけでDVD再生と同等の負荷がかかってしまいます。)
* プログレッシブ再生は、グラフィックカードおよびドライバによっては使用できないことがあります。
●コントロールソフト「MEDIACRUISE」
ソース切り替えや録画・再生などの機能をコントロール。MPEGキャプチャ時のパラメータ設定も詳細に行えます。予約録画常駐コントロールソフト「TV Recording Manager」も付属しています。
MPEGキャプチャ時の設定 |
録画スケジュールの設定(TV Recording Manager) |
●DV - MPEGファイルコンバータ同梱
搭載するMPEG2エンコーダは、DVStormやEZDV等を用いてパソコンに取り込んだビデオデータ(DV形式AVIファイル)をMPEG2形式に変換するのにも利用できます。ハードウェアによる高速な変換が可能なので、MPEGファイルでの保存やDVD作成に便利です。
また、DVStormとの併用時にはStormEncoderと同様の機能を実現できるので、StormEdit上でMPEG2への高速変換を行うことができます。
(ダイレクトMPEGキャプチャ等の機能は除きます)
●VideoGate 1000との併用でオンザフライ・プレビューを実現
VideoGate 1000 との併用時には「オンザフライ・プレビュー」が可能。ビットレートやフィルタ等のキャプチャパラメータの変更を、即座にビデオ出力映像で確認できます。最適な設定を見つけるために録画と再生を繰り返す必要がなくなるだけでなく、意図しない設定でキャプチャしてしまうことも防げます。
* オンザフライ・プレビュー時には音声は出力されません。
* MTV2200 SX Lightでは明るさの調整は行えません。下のイメージはオンザフライ・プレビューの機能をイメージで表しているものです。
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