●はじめに：リモート予約録画ツールの「CiRAgent」がまだインストールされていない場合

　ほとんどのユーザーの方のPCには、リモート予約録画ツールの「CiRAgent」がすでにインストールされていることとは思いますが、MTXV2005に付属の「セットアップマニュアル」では、リモート予約録画ツールの「CiRAgent」のインストールは「任意」となっているため、中には、最初のインストールの際に、CiRAgentをインストールしなかったという人もいるでしょう。そして、CiRAgentをインストールしていない状態のまま、「FEATHER2005 Premium Edition」、さらに、FEATHERの最新版である「FEATHER2005 V2」にバージョンアップしているというケースもあると思います。

　これから解説する「キーワード指定による自動録画機能」、いわゆる「おまかせ録画機能」を使うには、CiRAgentをインストールしておく必要があるのですが、上記のようなケースの場合、やや面倒ではありますが、MTXV2005に付属の「ドライバ＆ソフトウェアインストールCD」から順番に、FEATHER2005 Premium Edition、FEATHER2005 V2と、すべてを再インストールしなくてはなりません。

　MTXV2005に付属のドライバ＆ソフトウェアインストールCDをCD-ROMドライブに挿入すると、［SetupMgr.exe］が入っているフォルダのウィンドウが自動的に開きます。そこで、［SetupMgr.exe］をダブルクリックし、以下、示される手順に従ってインストール作業を進めてください。なお、もし自動的にウィンドウが開かない場合には、マイコンピュータなどからCD-ROMドライブを開き、［SetupMgr.exe］をダブルクリックしてください。

　インストール作業では、まず、MTVX2005のドライバを再インストールすることになります。ダイアログボックスの［続行］ボタンをクリックします。

ドライバの再インストールが終了すると、システムの再起動が求められますので、再起動をしてください。

　システムの再起動後は、FEATHERのインストール作業へと進みます。その最初に、シリアルナンバーを入力するダイアログボックスが表示されます。このとき、欄内には『MTXV2005に付属のドライバ＆ソフトウェアインストールCDのシリアルナンバー』が自動的に表示されていると思いますが、それを『FEATHER2005 Premium EditionのInstallation CDのシリアルナンバー』に書き換えてください。これは、CiRAgentを正常に動作させるためには非常に重要なポイントですので、確実に入力してください。

CiRAgent のインストールを開始

　続いてFEATHERの修正インストールを行い、それが終了すると［カノープス リモート録画予約ツールをインストールしますか？］というダイアログボックスが表示されます。これが、CiRAgent をインストールするためのものです。［OK］ボタンをクリックし、その後に表示されるウィザードの手順に従って、インストール作業を終えてください。

　以下、FEATHER2005 Premium Edition および FEATHER2005 V2へのバージョンアップ作業を行います。この際いずれのインストール段階でもシリアルナンバーの入力を求められるダイアログボックスが表示されますが、以後はすべて『FEATHER2005 Premium EditionのInstallation CDのシリアルナンバー』を入力してください。いずれのインストール段階においても、シリアルナンバーを統一しておくことが、CiRAgentを正常に動作させるためには必要なのです。

　なお、FEATHER2005をFEATHER2005 V2にバージョンアップするためのアップデータについては、カノープスのダウンロードページhttp://www.canopus.co.jp/download/feather2005.htm）にてご入手ください。