Canopusからの提案 Canopus


  1234 次のページへ

北極点を制した韓国「パク・ヨンソク隊」
その歴史的瞬間を捉えたのは、ソニーの「HDR-FX1」とカノープスの「EDIUS NX for HDV」のシステムだった。


2005年5月1日、パク・ヨンソクを隊長とする韓国の遠征隊は、目標地点である北極点を目前にしていた。出発点のワードハント島から直線距離で745km、54日間の長旅の終着点はもうすぐだった。

午前11時45分、パク・ヨンソク隊長がGPSを取り出し、一歩、また一歩と足を進めながら叫んだ。
「N89°59.997´…、998´…、999´…」
息を殺しながらその後をついてきた隊員たちも同じようにカウントダウンを始めた。
「ちょっと…」と、パク・ヨンソク隊長は一息ついてから、おもむろに、最後の一歩を極寒の大地に刻んだ。
「90°00.000´! 正確に北緯90度になったぞ!」
隊員たちはお互いに抱き合い、涙を流しながら、まるで幼い子供のように飛び跳ねた。それが、北極点到着の歴史的瞬間だった。

 パク・ヨンソク隊長の探検は、1986年のエベレスト登頂が皮切りだった。その後、神の領域と言われるヒマラヤ8,000m級の14の峰々、7大陸それぞれの最高峰の登頂、南極点の征服…。
 そして、2005年。北極点到達への挑戦。一度は達成半ばで挫折するも、ついにたどり着いたのだ。過去に誰も達成することのできなかった前人未到の大記録、まさに、山岳グランドスラムというべき快挙だった。その歴史的、感動的瞬間を収めたのが、ソニーの「HDR-FX1」、そして、カノープスの「EDIUS NX for HDV」のシステムだった。その感動への険しい道のりについて、映像記録を担当したキム・へヨン監督に語ってもらった。



山岳グランドスラム
エベレスト、キリマンジャロなどの「七大陸最高峰」、8000m以上のヒマラヤの峰「14座」、北極、南極、エベレストの「三極点」のすべてを制覇すること。(エベレストは重複)

EDIUS NX for HDV
EDIUS NX for HDVはVELXUS 500LEの海外製品名。日本国内では組み込み専用の製品として販売。同製品を組み込んだ編集システムは、当社からもREXCEED MODEL350Vとして販売中。また、国内の姉妹製品としてVELXUS 500、REXCEED MODEL3000MODEL300Vをラインナップ。
当コラムの出典
韓国のビデオ雑誌「Video Plus」2005年7月号からの抜粋、および一部構成。

 

  1234 次のページへ

 

Copyright © 2004 Canopus Co., Ltd. All Right Reserved.