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ベンチマーク測定
FAQ ID 000044 作成日: 1999/08/26  更新日: 2004/07/02
ゲームソフトでベンチマークを測定するつもりです。事前に準備することはありますか?
ゲームソフトでベンチマーク測定を行う際には以下のことを確認してください。

◆[画面のプロパティ]−[SPECTRA Informaion]−[拡張設定]−[D3D Performance]または[Direct3D]で次の設定を行います。
    Wait for Vsyncのチェックをはずしてください。もしくは、Vertical syncをAlways offにします。この設定になっているとD3Dのゲームのベンチマークの上限はリフレッシュレートに制限を受けます。
◆[画面のプロパティ]−[SPECTRA Informaion]−[拡張設定]−[OpenGL] ※この設定はRelease 2-01a/2-06aでのみ行うことができます。
  1. Wait for Vsyncのチェックをはずします。もしくは、Vertical syncをAlways offにします。この設定になっているとOpenGLのゲームのベンチマークの上限はリフレッシュレートに制限を受けます。

    ●Vsyncのチェックを外すことには、このような意味があります。

      標準の設定では、ディスプレイの垂直同期信号にタイミングをあわせて画面を書き換えます。この項目のチェックをはずすと、画面の書き換えを垂直同期信号にあわせることなく行うことができます。これにより描画の速度は上がりますが、画面が乱れる場合があります。
      ただし、ゲームのベンチマークという意味合いにおいては、ビデオアクセラレーションに対する CPUパワーの消費割合を知るという目的のために、VsyncをOFFすることは有効であると当社では考えています。 1画面表示のかぎられた時間内でどれだけ速く描画を終了させられるか。つまりサウンドなどの他の作業にCPUパワーをどれだけ割り当てられるかを予測するためには、この方法しかありません。
      実際問題、3D WinBench98などはアプリ側でVsync同期をはずしています。そうしないとリフレッシュレート以上の結果が読み取れないからです。
      Vsync同期をONで測定した場合、 表示のリフレッシュレート60Hz(16ms)に対して 60FPS(16ms)の描画能力をもつものと120FPS(8ms)の描画能力をもつものが同じ結果をだしてしまいます。 はたしてゲームを行う上でこの二者は同じでしょうか。
      前者は1画面表示の間、CPUが全ての時間を描画に費やしてしまうので、他の仕事ができません。つまり次のフレームはスキップされる可能性が大であり、ガクガクした画面となってしまいます。後者はうまくすれば1画面表示期間に他の作業も終了できる可能性があり、フルフレームでスムーズな表示ができる可能性が高くなります。ユーザーの方がゲームを行う上でも、この違いは非常に大きいと考えられます。

◆ベンチマーク測定の際には必ずWindowsを再起動し、起動直後にベンチマークを実行してください。

◆不必要なプログラムを起動させないでください(当社のScreen Controlは問題ありません)。

◆以下に、代表的なゲームタイトルごとのベンチマーク測定方法をまとめています。

ゲーム名方法
FORSAKEN
  1. ゲームを起動します。必要ならばメニューからOPTION -> VIDEOを選択して解像度、色数などを設定してください。
  2. 最初のメニューからLOAD GAMEを選択します。
  3. 出てきたメニューからRUN DEMOを選択します。
  4. 必要ならばデモの種類などを選択してください。STARTを選択してデモを走らせます。
  5. デモが終了後、最初のメニューに戻ってくるのでもう一度LOAD GAMEからRUN DEMOを選択すると、メニューの下付近に平均フレームレート(AVG ???FPS)が表示されています。
FORSAKEN デモ版
  1. ゲームを起動します。必要ならばメニューからOPTION -> VIDEOを選択して解像度、色数などを設定してください。
  2. 最初のメニューからPLAY DEMOを選択します。
  3. 出てきたメニューからSTARTを選択してデモを始めます。
  4. デモが終了後、最初のメニューに戻ってくるのでもう一度PLAY DEMOを選択すると、画面の下付近に平均フレームレート(AVG ???FPS)が表示されています。
インカミング デモ版
インストールしたフォルダにある"GAMEINDEX.EXE"を実行します。
結果は同フォルダにできるFPS.TXTに書かれています。 解像度などを変更するときには、GAMEINDEX.EXEのショートカットを作り、そのプロパティを開いて”リンク先”の最後に" -screenmode"を追加して閉じ、そのショートカットから起動することで選択画面が出てきます(""は入力しないでください)。
Quake II
  1. 最新のパッチをダウンロードしてインストールします。
  2. Quake IIを起動してESCキーなどでメニューを出します。
  3. VIDEOを選択します。
  4. メニューが出てきますので、driverにdefault openglを選択します。また、fullscreenをONにしておきます。必要ならば解像度も設定します。設定が完了したら、applyを選択して設定を有効にします。
  5. 「半角/全角」キーを押してコマンド入力モードにします。
  6. キーボードから"TIMEDEMO 1"とタイプしてリターンキーを押します(""は入力しないでください)。
  7. キーボードから"MAP DEMO1.DM2"とタイプしてリターンキーを押すとデモが始まります。また、"MAP DEMO2.DM2"では違うデモを走らせることができます。
  8. 結果はデモ終了後に画面に表示さます。
  9. ESCキーでメニューに戻るか、"QUIT"と入力して終了します。
Turok デモ版
  1. "TUROK DINOSAUR HUNTER DEMO"というショートカットのプロパティを開いて”リンク先”の最後に" -BENCHMARK"を追加してOKボタンを押します(最初のスペース1個は必要です ""は入力しないでください)。
  2. このショートカットをダブルクリックしてゲームを立ち上げます。
  3. 設定メニューが出てくるので、解像度を指定してOKボタンを押します。
  4. START TUROKボタンを押してデモを走らせます。
  5. デモが一巡すると、デモ中の画面中央上側に"Tmark ???FPS"(???は数値)と結果が表示されます。
  6. ALT + F4 キーで終了します。

■FAQ ID 000044 に該当する製品名
SPECTRA 2500  SPECTRA 3200  SPECTRA 3200 PCI  SPECTRA 3200R2  SPECTRA 3200R2 PCI  SPECTRA 5400 Premium Edition  SPECTRA 5400  SPECTRA 5400R2  SPECTRA X20  SPECTRA 8800  SPECTRA 8400  SPECTRA 7400 DDR  SPECTRA F11 PE32  SPECTRA F11  SPECTRA Light T32 PCI  SPECTRA 7400  SPECTRA X21