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オーバーレイ表示の画質について
FAQ ID 000069 作成日： 1999/06/01 　更新日： 1999/06/01
DVRaptorには、オーバーレイ表示するためにDV機器が出力するアナログビデオ信号を入力しますが、コンポジット、S端子のどちらを使用しても同じような画質を得ることはできるのでしょうか？
S端子で入力した方がより高画質なオーバーレイ表示を行うことができます。

アナログビデオ信号は、

  1. 輝度信号（明るい色、暗い色のような明るさの情報）
  2. 色信号（色成分の情報）
  3. 同期信号
が重畳された信号です。

アナログビデオ信号には、コンポジット信号（コンポジットから入力）とS信号（Y/C分離信号−S端子から入力）があります。

    コンポジット信号1,2,3の信号を合成した信号
    S端子信号1と3を合成した輝度信号と2の色信号の2種類の信号で構成される信号
アナログビデオ信号をパソコンで扱うには、この重畳された各信号を分離してそれぞれをデジタル信号に変換する必要があります。コンポジット信号の輝度信号と色信号を分離する方法はいくつかありますが、どの方法でも完全に分離することは難しく、もとの信号に比べて劣化しやすくなります。したがって、もともと輝度情報と色情報が分離された状態で扱うS信号の方が高画質なオーバーレイ表示を行うことができます。
■FAQ ID 000069 に該当する製品名
DVRaptor  DVRaptor 2000  DVRaptor New Edition  DVRaptor for DVCPRO New Edition