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AGPの特殊機能について
FAQ ID 000118 作成日: 1999/11/17  更新日: 2002/12/12
AGPの特殊機能について教えてください。
■AGP4x対応

SPECTRA 5400シリーズでは当初2x対応で製品を出荷しておりましたが、最新ドライバをご使用いただくとマザーボードが4x対応であれば自動的に4xモードに設定されます。もちろんSPECTRA 7400/8400/8800/F11/F11 PE32/X20/X21/WF17/WX25/Light G64 AGPも同様です。動作確認データは各製品の動作環境にてご提供しております。

ちなみに、他社のRIVA TNT2カードでは、AGP信号の解釈の間違いで、4xをサポートできないものもあるようです。


■Side Band Addressing

AGPでは32bitの信号線を、アドレスとデータの転送に共用していますので、データ転送時には次のアクセスに使用するアドレスを転送することはできません。Side Band Addressingの機能を使用すると、データが連続転送状態で信号線を占有しているときでも、8bitの専用信号線を使用し分割してアドレスを転送することができるためAGPの転送効率が上がります。

マザーボードやグラフィックカードの設計などの要因で、不安定要素が大きいため、他社グラフィックカードではほとんどのものがこの機能をサポートしていませんが、カノープスではSPECTRA 5400シリーズ以降(F11/F11 PE32/WF17/Light G64 AGPを除く)は出荷状態で標準サポートしており、不具合が出た場合にはこの機能を切ることもできます。


■FastWrite

SPECTRA 7400シリーズよりサポートされた機能です。マザーボードではIntel820などから対応される予定です。一般的にCPUとグラフィックチップのデータのやり取りはメインメモリを介して行われていますが、この機能によってCPUがグラフィックチップを直接高速にアクセスできるようになります。

■FAQ ID 000118 に該当する製品名
SPECTRA 5400 Premium Edition  SPECTRA 5400  SPECTRA 5400R2  SPECTRA 7400  SPECTRA 7400 DDR  SPECTRA 8400  SPECTRA F11 PE32  SPECTRA F11  SPECTRA X20  SPECTRA 8800  SPECTRA X21  SPECTRA F11 PE32 C-Tune  SPECTRA 2500