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カノープス製品とIEEE 1394デバイスとの違い
FAQ ID 000328 作成日: 2002/05/24  更新日: 2002/05/24
カノープス製品と、IEEE 1394デバイスとではどのような点で違いがあるのでしょうか?
当社製品の特徴について下記のとおりご案内いたします。

  • IEEE1394ボードは汎用ボードであることから、基本的な映像の入出力以外のデッキコントロールやSyncRecなどの機能が正常に動作しない場合もございます。当社製品では、DV機器メーカーとの情報交換を行うことで、DV機器の動作にもきめ細かく対応しております。

  • IEEE1394ボードはDVキャプチャといえどもコマ落ちが発生することがあります。これは、ボード上およびドライバ側で用意しているバッファメモリの量が少なく、PCの状態に依存するためです。当社製品では、十分なバッファメモリをボード上およびドライバ側に用意しておりますので、キャプチャされたファイルにコマ落ちはありません。

  • ファイル再生時にはPCの画面上のみならず常にDV出力されておりますので、いつでも最終的に出力される画質を確認することができます。また、録画に使うDVデッキを通してモニタ表示すれば、DVテープに書き戻したあとの画質も常にプレビューすることができます。

  • 民生機器で採用されているDVフォーマットでは、その仕組み上長時間(1時間前後から目立ち始めます)のクリップを扱うと、映像と音声に同期ずれが生じることがございます。当社製品では、この長時間キャプチャすることによる映像と音声の同期のずれに対する対策を行っております。

  • 当社製品では、トランジション効果、ビデオフィルタ、およびタイトリングなどの内部処理をYUV 4:2:2で行っておりますので、むだな変換(YUV-RGB)を行わず、変換ロスや演算誤差による画質劣化が少ないとお考えください。

  • リアルタイム編集可能なDVStorm-RTシリーズ/DVRex-RT Professionalのような製品では、タイトル編集やトランジション効果などを設定された場合でもレンダリング処理を行わずにリアルタイム再生することが可能です(リアルタイム処理能力はご使用のシステム環境に依存します)。

  • EZDVのようなレンダリングベースの製品でも、カット編集と音声の合成のみであればレンダリングの必要はございません(タイトル編集やトランジション効果を設定された場合は除きます)。

  • 当社製品では、DV出力を行うためにプロジェクト全体を保存する必要はございません。また、タイムラインをMPEGファイルなどに変換する際にも、プロジェクト全体を保存していただく必要はございませんので、処理時間とハードディスクドライブの容量の節約にもつながります。

  • 当社製品では、インテリマウスによるジョグシャトル機能によりタイムライン上のデータのコントロールなどを行うことができます。

  • 当社製品では、タイムコードを利用して、シーンごとのサムネイル画像とインデックスデータを自動作成することができるナビゲーション機能を搭載しております。録画した内容の把握とそのリストを元に効率よくキャプチャすることができます(バッチキャプチャ)。また、こちらのリストはテープ内容の管理にも有効に活用することができます(Premiere Boosterを除く)。

  • ■FAQ ID 000328 に該当する製品名
    DVStorm2 for DVD/Light  EZDV II  DVRex-RT Professional  DVStorm-RT/Light  PremiereBooster  DVRaptor-RT/Light  EZDV SX  EZDV  DVRaptor II  DVRaptor  DVRaptor 2000  DVRaptor for DVCPRO New Edition  DVRaptor New Edition  DVRaptor II for DVCPRO  DVStorm2/Light  DVStorm3