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ビデオ編集は時間がかかるもの、という概念を覆す軽快な動作が最大の売り。さらに、操作が簡単なのでDV編集に少々興味のある初心者にも超オススメ。低価格ソフトながら、プロ御用達(=Premiere Pro)に勝るとも劣らない機能を搭載しており、抜群のコストパフォーマンスを誇る。Premiere を愛用してきた筆者ではあるが、正直「超編 Ultra EDIT」には脱帽!と言わざるを得ない。超編Ultra EDITを使った感想を忌憚なく述べていこうと思う。
網屋徹
1971年生まれ、九州出身。コンピュータ専門誌の編集、ペット専門のWeb制作会社を経て、ライター・編集者兼Webデザイナーとして活動する傍ら、ゴミ拾いのボランティアやフリーペーパーの編集などにも参加してみたり。以前はガチガチのMacユーザーであったが、現在ではWin&Macの両刀使い。コンピュータに始まりクルマやペットまで、さまざまなものを撮影して映像を作成することが多いけれど、Ultra EDITがあれば時間が短縮できて本当に便利だなぁ…と心底思う今日この頃。

▼「待たせません!」のリアルタイム編集が最大の魅力!
映像制作はよく"待ちの仕事"と言われる。静止画と違って時間と言う「尺」を持つ映像は、中身を確認するだけで尺と同じ時間を必要とするし、場面を転換させる際の特殊効果である「トランジション」を適用する際にも描画処理(レンダリング)の待ち時間が発生する。クリエイティブな作業を行う際には、この「待ち時間」が大敵だ。待ち時間の間にアイデアが、集中力が、時にはやる気までもが失われることも少なくないからだ。
他のクリエイティブな作業とは段違いに長い時間を必要とする映像制作で待ち時間を少なくするために、プロは高いスペックのPCや高価なソフトウェアを用意するのだが、初期費用がばかにならない。では、気軽にビデオ編集を楽しみたい一般ユーザーはどうすればよいか?
答えは簡単。「超編 Ultra EDIT」(以下、Ultra EDIT)を用意しさえすればよい。なにしろ独自のリアルタイム編集機能のおかげで待ち時間が発生しないし、操作は簡単で動作は軽快、さらには低価格と、いいことずくめのソフト。なにより、時間と言う側面からクリエイティブ作業を強力に援護射撃してくれるのがうれしいところ。
「超編 Ultra EDIT」の画面。ほぼすべての機能にこのメインウインドウからアクセスできる直感的な作り
クリエイティブ作業を「援護射撃してくれる」と書いたが、一方でそれは正しくないかもしれない。プロ向けソフトとして人気の高いAdobe Premiere Pro(以下、Premiere Pro)などにもひけを取らないビデオ編集機能を搭載しているのに加えて、動作が軽快で素早いという大きな特徴を持っているのだ。ここでは、Ultra EDITの最大の特徴である動作の軽快さについて説明して行こう。
 
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