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HDWS-3000 のソフトウェア特長

 「HD4ストリーム+1タイトル+1エフェクト」のリアルタイム編集
HDWS-3000は、報道から映像制作まで、幅広いハイエンドなニーズにお応えできる最上位の編集システムです。
異なるフォーマット、解像度、フレームレートの素材をHD/SDを問わずタイムラインに混在させて編集することができます。「HD4ストリーム+1タイトル+1エフェクト」をリアルタイムで処理できる高い性能を誇り、レイヤーを重ねる複雑な編集作業もストレスを感じることなく行えます。
素材映像のアップコンバート/ダウンコンバートは必要に応じてリアルタイムで行われ、事前の変換作業は不要です。それらの編集結果は、リアルタイムにプレビューでき、同時にアナログビデオ出力されます。




 高画質オリジナルコーデック「Canopus HQ Codec」
HDCAMと同等以上の高画質を誇る新開発「Canopus HQ Codec」は、フレーム内圧縮方式を採用し、正確なフレーム単位編集が可能でありながら、軽快さを損なうことがありません。業務用途において、各方面で高く評価されている秀逸なコーデックです。

そのコーデックは新たにαチャンネルと、フルHD解像度に対応しました。フルHD解像度ではHDCAM SRやHD D5と同等の画質を実現しています。また、αチャンネル対応により、After Effectsや3DCGなどのソフトウェアからα付きのCanopus HQ Codecで書き出しが可能になりました。非圧縮TARGAの連番静止画を介する方法に比べ、ファイルサイズも速さも工数も大幅に削減し、合成のワークフローを劇的に改善することが可能です。


 Canopus HQ Codec
データサイズが巨大なHD映像を非圧縮のまま編集しようとすると非常に大がかりなシステムが必要となります。HDデッキレベルの画質を維持できるのであれば、圧縮による最終画質への影響は事実上なく、編集システムのコストは大幅に抑えることが可能となります。
可変ビットレート方式を採る「Canopus HQ Codec」は、リミット機能を設けることで総データ量およびピーク時のデータ量を抑えながら高画質を実現したリアルタイムエンコーダです。機能が固定されるハードウェアエンコーダと異なり、新技術の投入やCPU能力の向上により、さらに高画質化、高性能化することが可能です。



 編集ソフトウェア「EDIUS Pro version 4.5」
ハイクオリティな映像を効率よく作り上げるための強力な編集ソフトウェア「EDIUS Pro version 4.5」を採用。映像制作のプロフェッショナルが求める機能を、軽快なレスポンスと安定した動作とともに実現しています。
前バージョンから50以上の改良が加えられ、マルチカム編集モードやネストシーケンスなどの機能も追加されています。また、ソフトウェア動作の調整や、「Speed Encoder」の組み込みにより、大幅な高速化を達成しています。



EDIUS Pro version 4.5の詳細はこちら


 その他の付属ソフトウェア
EDIUSと連携したり、HDWS-3000のハードウェアを活かすソフトウェアが付属しています。またオプションで機能を強化することも可能です。

 フォーマット変換ソフト付属  商用利用可能なフォント付属
タイムラインから様々な形式でファイル出力も可能なフォーマット変換ソフトウェア「ProCoder 3」が付属しています。   放送を含む商用利用が可能なフォント「NGC Japanese Font Viewer(日本語フォント20書体)」と「Canon FontGallery for Canopus(和文20書体、かな31書体)」が付属しています。
   
 ビデオアウトプラグイン付属    GXF Option付属
下記のソフトウェア使用時に、HDWS-3000のハードウェアからアナログビデオ出力ができる「ビデオアウトプラグイン」が付属しています。
●AfterEffects 7.0 ●Photoshop CS2 ●LightWave 3D 9 ●MIRAGE 1.5a ●Combustion 4 ●Maya 7 ●3ds MAX 8
  EDIUS ProからK2 Media Clientで採用されているGXF形式で出力を可能にする「GXF Option」が付属しています。



 充実した放送局/業務用オプション
P2やXDCAMなどの各種コーデックオプションや、送出サーバーを制御するVTR Emulationなど、業務用カメラの映像編集や機材のコントロールできるオプションが用意されています。EDIUSを採用したHDWS-3000なら、新しいフォーマットが登場した場合にも、オプションの追加により編集が可能になります。


 XDCAM Option
MPEG IMX およびDVCAMフォーマットの読み込み、編集およびDVCAMフォーマットでのProfessional Discへの書き戻しに対応します。

 P2 Option
P2-MXFフォーマットの読み込み、編集およびP2カードへの書き戻しが可能になります。

 AVC-Intra Option
P2 Optionの動作している環境で、Panasonic P2 AVC-Intraフォーマットの取り込みとネイティブ編集を可能にするオプションです。

 VARICAM Option
Panasonic VARICAMのバリアブル・フレームレートで録画されたビデオの取り込み(IEEE1394経由)、および編集に対応します。映画用の24fpsをはじめとして、4fpsから60fpsまでの可変速で撮影されたデータをそのまま編集できます。

 VWS Option
朋栄製テロップシステム「VWSシリーズ(2D/3D及び300系システム)」のテロップ素材を、番組/項目/テロップのインポートを可能にするオプションです。

 SST Canvass Option
EDIUS Proで、カンバス社製SSTシリーズの字幕データを静止画として読み込み可能にするオプションです。表示時間の調整やエフェクトの適用も可能です。

 Frontec Option
フロンテック社製テロップ制作ソフトウェア「VZ-50」をEDIUS Proのタイトル作成ソフトとして使用可能にするオプションです。

 VTR Emulation Option
送出サーバーに保存されたEDIUSのプロジェクトを、RS-422経由で制御して出力することが可能になります。

 HD-SDI出力モジュール For HDV
EDIUSに付属する「MPEG Capture」を用いて、1394経由で入力されたHDV1080 50i/60i方式の信号をリアルタイムに変換し、HD-SDIから出力。簡単にHDV-HD-SDIコンバートが可能です。



インデックス ハードウェア ソフトウェア 仕様