REXCEED M7000シリーズ の特長

REXCEED M7000シリーズは、リアルタイム性能とコストパフォーマンスに優れたハイエンド向けHD対応オールインワン編集システムです。

高性能ワークステーションを採用し、大容量高速HDDの搭載、高い静音性能の実現、Windows 7 64bit採用、ブルーレイドライブの標準装備などにより、高速で快適な編集環境を構築することができます。MXFフォーマットへの対応や高度なプロキシ編集の実現など、業務用途に特化したEDIUSシリーズの最新版「EDIUS 6 Broadcast」により快適な映像編集を実現します。HD/SD-SDI出力を備えているので、編集中の画面をマスターモニタや液晶テレビなどでリアルタイムプレビューすることができます。その他、スピーディーな編集を実現する「EDIUS Keyboard II」や、表現力を強化するプリインストールソフトウェアなども付属しています。

ラインナップも標準モデル「M7000」と、ネットワーク編集端末向けモデル「M7000TL」の2種類が用意され、コストや用途に応じてお選び頂くことができます。
● REXCEED M7000
最新のCPUの採用により、シリーズ内でより高いリアルタイム性能を誇ります。P2/SxS/SDXC対応メディアスロットを備え、スムーズに素材のインポートが可能です。さらに自社開発の高性能HD対応編集ボード「HDSTORM PLUS」を搭載し、HD/SD-SDI出力に加え、HDMI、アナログコンポーネント/コンポジット入出力も可能です。
● REXCEED M7000TL
前モデル「MODEL6000TL」の後継機種で、映像出力用のインターフェースをHD/SD-SDIのみに限定することでお求めやすい価格を実現しました。M7000と比べると多少の性能差はありますが、民生用PCよりも遥かに高いスピードと生産性を誇ります。さらにコンパクトな筺体のため省スペース化も図ることができ、コストを抑えたシステムづくりに最適です。
◆REXCEED M7000 / M7000TL / M700V の機能比較
M7000 M7000TL M700V
CPUコア数 6 4 4
メモリ 6GB 4GB 4GB
HD/SD-SDI 出力 -
HDMI 入出力 -
アナログ入出力 -
メディアスロット - -
ブルーレイドライブ
 様々な現場で活躍
M7000シリーズは、高いパフォーマンスと多彩な機能を兼ね備えているので、ブライダルや学校・官公庁などの比較的小規模な現場から、放送局やプロダクションなどのプロフェッショナルな現場まで、用途に合わせて導入することができます。
放送局・CATV
快適で安定したマルチフォーマットのリアルタイム混在編集が可能。MXF形式の業務用テープレスフォーマットにも対応しています。ネットワーク制作サーバーシステム「EDIUS Workgroup Server」のクライアントとして、素材の共有、渡り編集、プロキシ編集を行うことができ、効率的なワークフローを構築することができます。プロフェッショナルサポートパック(1年間)も付属するので業務用途に最適です。
プロダクション
高いリアルタイム性能を基本に、最大16カメラに対応したマルチカム編集や、回転などに対応した3D/2Dレイアウター、フリーシェイプマスクといった高度なエフェクト効果により、VP制作・WEB用映像制作・ライブ撮影など表現力が求められる現場でも柔軟に対応でき、高い生産性を得ることができます。さらに放送規格に捉われない自由なプロジェクト設定や、縦型表示でのプレビューも実現し、サイネージ用コンテンツの制作などにも活用頂けます。
搭載されている「EDIUS 6 Broadcast」は、前バージョンから100以上の機能進化を遂げたノンリニアビデオ編集ソフトウェア「EDIUS 6」の上位モデルです。
マルチコアプロセッサに最適化した新設計のレンダリングエンジン、4k/2kの解像度に加え60pのフレームレートにも対応し自由に設定できるプロジェクト設定、10bit深度を持つ新コーデック「Grass Valley HQX Codec」、200以上のプリセットを追加したバンドルソフト、表現力を強化する3Dレイアウター・トラックマットキーヤー・フリーシェイプマスク、外部メディアの一元管理が可能なソースブラウザーなどに加え、「EDIUS 6 Broadcast」だけの機能として、XDCAM、P2、GF、XFなどのテープレスフォーマットへの標準対応、プロキシ編集機能などを搭載しています。業務用に特化することで、真のプロフェッショナルな映像制作ワークフローを実現できるノンリニア編集ソフトウェアに生まれ変わりました。詳しくは、EDIUS 6 Broadcast 製品情報 をご覧ください。
高度なプロキシ編集機能により革新的なワークフローを実現することができ、一刻を争う報道現場などでも最大限まで時間を有効に使うことができます。

プロキシデータは非常に小容量のためプロジェクトをUSB HDDで簡単に持ち出すことができ、ノート型PC「REXEED LT200」で軽快に編集を進めることができます。編集結果を自動で反映することができるので、プロキシ編集プロジェクトと本編集プロジェクトの間での素材の追加・変更に伴う煩わしい更新作業は必要ありません。もちろん、M7000シリーズをオンライン編集機として採用し完パケ作業を行うことができます。
他にも、テープレスメディアのプロキシデータにネイティブ対応、バックグラウンドでのプロキシ作成など、よりスピーディーにプロキシ編集を行うための機能を搭載しています。

これにより、素材をオンライン編集機にインポート、同時にインポートしたプロキシデータを使用して外出先で粗編集、編集後はプロキシプロジェクトを本編集プロジェクトに反映し送出、といったフローをスピーディーに行うことができます。さらに「EDIUS Workgroup Server」や「EDIUS XRE」、「EDIUS Ingest Station」などと連携すればネットワークを介して時差編集や渡り編集も可能にし、生産性・効率性に優れたワークフローを構築できます。
また、オプションの「BC Export Option」を追加することで、XDCAMやP2などのプロフェッショナルファイルフォーマットへのエクスポートも可能です。
■持ち出し編集の例
■ネットワーク編集の例
プロフェッショナルサポートパックをご用意しており、アフターサービスも万全です。
専用コールセンターの設置や故障時の代替機送付、搭載部品故障時の無償保証などにより、快適な運用をサポート致します。
REXCEED M7000シリーズには、映像制作に役立つ多彩なソフトウェアがあらかじめインストールされています。

 プリインストールソフトウェア
NewBlue Video Essentials for EDIUS

16種のビデオフィルタ/4種のキーフィルタで構成、200以上のプリセットを搭載。アップデートによりキーフレーム機能の搭載やGUIの改良が施され、さらに使いやすくなりました。
proDAD VitaScene Filter/Transition

300以上のトランジション/ビデオフィルタ。190以上のプリセット。
アップデートによりアルファに対応し、テキストに派手な効果を与えることも可能です。
proDAD Mercalli

撮影時の手振れを自動的に解析し補正するモーションスタビライザフィルタ。アップデートにより、一眼レフ動画などでよく見られる映像の歪みの補正にも対応しました。
iZotope

ハイエンドオーディオVSTプラグイン。14種類のプラグインで構成。
Quick Titler

当社製のタイトルソフトウェア。軽快な動作と、シンプルな操作性をもち、ロールやクロールなども簡単に作成できます。
HARRIS TitleMotion Pro

3Dやアニメーションも可能な高機能タイトル作成ソフトウェア。
※フォントによっては正しく表示できない場合があります

付属する「EDIUS Keyboard II」は、人間工学に基いて設計され、疲れにくく使用感のよいキータッチを実現。業務用途に相応しい耐久性も備えています。また、EDIUS のショートカットキーなどを分かりやすく表示し、スピーディーな編集を可能にします。

EDIUS Keyboard II の詳細はこちら


インデックス 特長 仕様 EDIUS 6 Broadcast