海外事例－ Canopus in Action (4/4)

Videographer

アメリカ Metaphoric Pictures
Martin Stevens氏

Metaphoric Picturesのプロデューサー兼ディレクターのMartin Stevens氏は、ProCoderなどのカノープス製品に搭載されているCanopus DV Codecが、今日の編集機市場において最高のDV圧縮コーデックであると確信している。彼はあらゆるDVコーデックのテストを行いこの結論に達した。

Stevens氏は「私は、自分の批判的で細かいことを気にしすぎる性格のために苦労をしている」と語った。ちゃんと作動しないものは好みではないというStevens氏は、ステディカムの問題に悩み、グライドカムを発明した。この製品は、今日NASAやNational Geographic TV、Oprah Winfrey Show（注：アメリカの有名なトークショー番組）などで使われている。そして、次にDVコーデックのパフォーマンスに不満を感じ、事実上すべてのDVコーデックをテスト行った。そこで最良なDVコーデックに遭遇し、それがCanopus DV Codecであった。

Stevens氏：「私たちは入手できるコーデックを全てテストしましたが、Canopus DV Codecに比べるとみんな残念な結果に終わりました。軽い気持ちで言っているのではありません。多様な世代劣化テスト（圧縮の繰り返し）を行った結果、Canopus DV Codecがテストに耐えた唯一のコーデックであり、本当に大きな衝撃を受けました。」

Stevens氏はいかに自分のスタジオをテストラボへと変えてしまったのだろうか？　彼はカノープスの競合他社製品を使用して、Glidecam Industories社のプロモーションを編集していた。フェードを適用してレンダリングすると、映像が乱れることに気付いた。「まるで全体にブロックをかけたようだ。殆どの人は、初めは気付かないが、1度指摘するとその違いは明らかです。」　と。

またあるテストで、彼と同僚はとてもシンプルな単色のカラー画像を使った。「オレンジのフルスクリーンイメージだけを使いました。フェードをかけたような単純作業でしたが、世代劣化は酷いものでした。」と語る。

良い結果は得られず、Stevens氏はカノープス競合会社のDVコーデックを試してみる。これも依然としてカラー調整のマルチジェネレーションなどは酷いものだった。そして彼はCanopus DV Codecを試した。

「Canopus DV Codecは、エンコード/デコード作業を10回繰り返した後でも画質は持続されたままでした。みんなDVが圧縮されていることを忘れてしまったくらいです。DVの映像はオリジナル素材のクローンではないのにね。」

「デジタル映像の業務の中で、コーデックはテープのストックみたいなものです。良いカメラを所有することはできますが、テープが良くなければカメラの性能を活かすことはできません。コーデックも同じです。しかしコーデックは、みんな後回しのようです。編集ソフトのことは気にしても、付帯しているコーデックのことは考えないんです」と力説した。

「もし私がカノープスなら、自社とライバル企業のDVコーデックを比較した、１０回のエンコード/デコードの繰り返し後のイメージを見せる全面広告を出しますね。それがカノープスの画質を証明する証拠になるわけです。」と宣伝方法についてアドバイスをもらった。

Glidecam IndustoriesのウェブやDVDのプロモーション映像制作にProCoderを使用している。

「ProCoderはWebビデオの作成に最適ですよ。」

Education

アメリカ Live Oak High School
Wesley Laporte氏

今日の学校で、生徒と教育者のコミュニケーションは、以前にも増して重要になった。しかし予算の削減と財源縮小による要望の増大は、VODなどの効果的なデジタルコミュニケーションの普及を妨げている。幸いにもこれらの新技術は、学校だけでなく、政府機関や病院、企業などの複雑なニーズに触れて、手頃な価格で高性能、そして安定動作するようになってきた。
カリフォルニアのLive Oak高校に導入されたMEDIAEDGEは50教室に設置されている。

Laporte氏：「最初はすべての教室にテレビを置く、というものでした。同軸ケーブルにするつもりでしたが、それは余りにも高すぎ、またワイヤレスは非効率でした。そこでVideo Over IPに照準を定めました。何社か来てデモを行いました。低価格であることと、カスタマイズできる点からカノープスに決めました。」