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編集が一通りすんだら、ファイルを保存したりテープへ録画しよう。
あとで再び編集を行う場合には、それができる形式で保存しなくてはならないし、
DVDを作りたい場合には、それに適した形式で保存しなくてはならない。
●テープへの録画
テープへの録画は、編集画面上のデッキコントローラを操作するだけでできるので、とても簡単だ。

まず、DVカメラをパソコンとDVケーブルでつなぎ、「ビデオ」または「再生」モードにする。
これから「シンクレック」という機能を使って録画するのだが、この機能はテープが停止(または一時停止)している位置から録画を開始する。テープの先頭から録画したい場合は、テープを巻き戻しておく必要があるし、テープの途中から録画したい場合は、その位置に合わせておく必要がある。

「シンクレック」ボタンをクリックする。
あとは自動的にテープへの録画がスタートし、最後で自動停止する。このとき、DVカメラ側も一時停止状態になる。
ここまでの作業は、「シンクレック」ボタンひとつで全自動で行われる。

●プロジェクトファイルへの保存
タイムライン画面上の編集結果は、プロジェクトファイルの形式でパソコンのハードディスクに保存できる。拡張子は「dvc」だ。
編集途中で作業をいったん終了するときは、必ずプロジェクトファイルを保存しておこう。フロッピーマークの「保存」ボタンをクリックし、ファイル名を付ければ保存できる。

続きを編集したいときには、そのプロジェクトファイルを開けばいい。
「保存」ボタンの左隣の「開く」ボタンをクリックして、プロジェクトファイルを開こう。(同じマークでも、右隣の「開く」ボタンは「ビンウィンドウにクリップを追加」のボタンなので注意)。


ただし、せっかくプロジェクトファイルを開こうとしても、ビンウィンドウに表示しているクリップを移動したり削除していると、図のようなメッセージが出てしまう。プロジェクトファイルは、編集内容を保存しているだけで、映像や音声自体を保存しているわけではないからだ。

クリップを移動してしまった場合、「はい」を選択して「ファイルを開く」画面で移動したクリップを再指定してあげないと、そのプロジェクトファイルは正常に開けないので注意しよう。

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