クリップには不要な映像も混ざっている。撮影するとき、普通は狙う映像の前後に余裕をもって撮影するからだね。この不要な部分を削除することで傑作が生まれるといっても過言ではないと思う・・・。この作業をクリップのトリミングという。決定的瞬間だけを何度もくり返してつなぐなんて、映画顔負けの手法だって簡単にできてしまうから楽しい。
メインAVタイムラインにクリップを移動してカットをつないでいく
それから、忘れてはいけないのが特殊効果の活用だ。フェードイン・フェードアウトやディゾルブ、ワイプやスライドといったエフェクトをかけて、場面がガラリと変わるところをつないだり時間の経過を表すのである。うまく決まると、カッコイイんだな・・・これが。今から、妻や子供の「オーッ!」という驚きの声が聞こえるようだ。
つないだクリップとクリップのあいだにディゾルブをかけてみよう。画面がじわじわと変わっていく。
ほかにも、クリップの色調を調整することもできる。少々ぼやけ気味の色合いを調整したり、思いっきり色が変わるように変更することもできる。カラーの映像をセピア調にすると何でもないシーンが妙にセンチメンタルに見えてくるから不思議だね。
クリップの色調を変えてみよう。セピア調にすると古いシネマの雰囲気に・・・
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