【
movie_12】
【図22】
lesson 2-3
■エフェクト処理の組み合わせ
【図23】
【図26】
いくつかのエフェクトを組み合わせて簡単な作品を作成してみることにしました。そのために気になっていたのは、エフェクトの影響を押さえると映像そのものも映像の透明度設定にに影響し、フェードアウトのようになってしまう点です。映像自身の透明度調整とは切り離してエフェクトの影響だけを調整出来るといいのですが、どうも出来ないようです。いや、私が気が付かないだけかも知れません。ところがよく考えてみるとPhotoshopなどでも特定のレイヤーの画像の透明度や塗りの状態とフィルタ処理の状態を切り離して設定出来るわけではありません。
やはり動いている画像処理に慣れていない私が色々と混乱している証拠かもしれません。ですから、同一画像を重ねることで、エフェクトを指定していない映像を基本に、特定のエフェクトごとに同一映像の悪性を配置し、複製側でエフェクトをコントールすれば自動的に映像そのものもコントロール出来ますので、とりあえずこの方法で進めたいと思います。便利な機能が仮にあったとしても、それは気が付いた時点のお楽しみとし、今わかっている範囲で創意工夫することがソフトウェアをマスターする近道です。
ということで、はじめに種明かしをしてしまうと【図22】のように同一映像を3つ配置し、エフェクトは一番上がビデオノイズ【図23】、真ん中がシャープネス【図24】とモザイク(台形)【図25】、一番下がカラーホイール【図26】とモザイク(球)【図27】をそれぞれ指定して【movie_12】を作成してみましたが、ビデオノイズの部分が浮いてしまっいるので、そこをカットした【movie_13】をベースとすることにしました。
ところで、 EDIUSのエフェクトは複数の組み合わせが可能ですが、あまり多く指定すると管理が煩雑になってしまいます。しかし【図28】のように5つのエフェクトを1つの複合エフェクトとして管理できますので、積極的に活用すれば混乱は少なくなるでしょう。5個以上の場合は5つずつ登録した複合エフェクトをいくつも登録すればOKです。万事こんな調子で気軽に考えて作業を進めましょう。
【図24】
【
movie_13】
【図25】
【図27】
■やればやるほどモザイクの極端な設定により作り出される動くデザインパターンに魅了されてしまいました。これにしばらくはまりそうです。このようにソフトウェアマスターの近道はそのソフトの気に入った点をどれだけ早く見つけ出すかも大きく影響します。
【図28】
【
movie_14】
■エフェクト設定はPhotoshopのフィルタ的
【movie_13】をベースとしましたので、後は味付け処理だけです。ここで一番気になっているのは値連の流れの中でパンダが識別しにくい点です。そこで、モザイクの切り替え位置に瞬間的にパンダをはっきりと登場させ、それ以外の状態はうっすらと重ねて表示させてみることに考えてみました。それが【movie_14】です。ベースは一番下の球体のモザイクです。
なお【movie_14】では、【図26】のカラーホイール設定を【図29】にして補色関係の色の流れとし、【図27】のモザイク(球)の設定を【図30】のように変更して最初のタイルに対して後の球のモザイクサイズが半分になるように設定することで違和感を少なくし、全体の流れにメリハリを付けるようにしました。
しかし、【movie_14】は少々中途半端な感じがしてきました。そこで【movie_15】のように思い切ってパンダがはっきり見える部分をモザイクの切り替え位置に限定し、それ以外ははっきり見えないように変更しました。これなら前半のモザイクの動きが意味を持ってきます。もちろんこの判断は私の好みですので、正しいとか間違っていると入った次元の話ではありません。
【図29】
【
movie_15】
【図30】
canopus
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