【図35】
【図36】
lesson 2-5
■テキスト処理でつまずく
ここでとりあえず画像処理を中断し、タイトル的な処理を行ってみることにします。さて、こういさた場合、私はどうしてもIllustratorやPhotoshopを使って作製したデータをインポートするという流れになってしまいます。スプライン処理系の3DソフトのデータもIllustratorで制作してからインポートすることがほとんどです。染みついてしまった癖のようなものかもしれません。しかし、 EDIUSには Inscriber Title Motionという強力なテキスト処理機能が加わっていますので、それを最初から使ってみることにしました。

起動はタイムラインウインドウのT(テキスト)マークのアイコンをクリックするだけです。【図35】は起動したInscriber Title Motion上でテキストを打ち込んだ状態です。位置調整やサイズを変更すれば完成です。また、利用したいテキストも【図36】のように書体のデザインを表示してくれますのでイメージにあった書体を探すのがとても楽です。更にテキストのアニメーション処理等複雑な効果設定もここで設定するようになっています。【movie_19】は無調整でとりあえず冒頭5秒ほどにタイトル文字をいれてみたものです。これで後は色々とテキスト処理を実験してみるだけです。【図37】は設定後のタイムラインウインドウの状態です。

ところが、データを保存後にInscriber Title Motionを再起動すると【図38】のように映像部分と入力したテキスト部分がグレー表示で正しく表示されません。何か間違ってボタンを押してしまったのかもしれません。こんな時はとりあえず焦らずそこまでの作業を中断し、翌日に再開したりすると解決方法が直ぐに見つかったりするものです。ということでテキスト処理については次回までの宿題と言うことにしました。
movie_19】
【図37】
【図38】
■サウンド問題とチュートリアル
■今頃になってとんでもないことに気が付きました。音声データについてまったく検証していなかったのです。よく見ていればタイムラインウインドウに音声用のバーがあることが解るのにどうして?と思われる方が多いのではないでしょうか。

実は私の使っているコンピュータは全てノーマル状態では音が出ないようにしているのです。起動音やエラー時にでるビープ音などは色々なものを作ったり、あるいはネットから探してきたりするマニアの方も多いようですが、私は無音でないと気が散って仕方がありません。これはいわゆる普通の音楽でもそうです。ながら族の典型として受験勉強の時などに音楽を聴いていた時期もありましたが、やはり体質なのか性格なのか、別のことを同時に集中すると言うことが出来ないのです。かくして私にとっては耳障りなバソコンのスピーカーからの音は必要なとき以外は聞こえないように調整しているのを忘れていました。ただ、音楽関係は本当に専門外なので、何をどうすると言われてもまったくのお手上げ状態です。最近はそんなわたしでも使いこなせそうなソフトも色々と出回ってきていますので、それらをマスターするまでは音に関するデータには振れないようにしていますががんばって最終回までにはなにかネタを考えておきたいと思います。

■チュートリアルDVDを少しずつ見るようになりました。しかし、1回や2回では専門的な世界と用語についてついていくのがやっとといった状態です。メモを取りながら少しずつ学習をしていますが、やはりもう一台のマシンが欲しくなってきました。DVDビデオ再生の出来るデッキでもいいのですが、もう一台マシンがあったほうが何かと便利ですからね。
■コンピュータ関連の原稿を執筆する関係で画面のキャプチャを撮影することは大変重要な作業となります。
そしてEDIUSの撮影で当初大混乱してしまいました。ソースモニタとタイムラインモニタの撮影がストレートに出来ないのです。オレンジ色の枠がある現在指定しているモニタはキャプチャソフトを起動すると黒く塗りつぶされてしまいます。これが解らず最初のうちは大混乱でした。当然、両方を一度に撮影することは出来ません。個別に撮影して合成したりしなくてはなりません。

焦っていると逆のことをしてしまったりします。さらに、運良く撮影できても余計なものが映っていたりと、なかなかスリルのある作業になります。

実は執筆の関係で縫え年ぐらい前からキャプチャソフトは色々と使ってきましたが、Windows版に関しては決定版にまだ出会っていません。探し方がわるいわけではないのですが、専門のライターの方に色々と伺ったところ、Windows版のキャプチャソフトはまだ未成熟のようです。意外とこういった部分で執筆は苦戦してしまったりします。お勧めのものがあればお知らせください。

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