前回の後半でテキスト処理がうまくいかない問題に遭遇し、今回に回すとことにし、その後色々とリファレンスを読んだりしながら手順を追ってみましたが、どうにも改善される気配がありませんでした。EDIUSでのテキスト処理はTitle Motion for Canopusという別の独立したアプリケーションにより制御するような仕組みになっています。
もしかしたらそれが何かの常駐型ソフトと当たっているのかもしれないという不安が頭の中を過ぎりました。こればっかりは本当に砂漠の真ん中で木片を発見するようなものです。例えばつい最近まである有名ソフトが Norton System Worksのファイアーウォール設定と相性が悪い事を知らずに難儀していました。試行錯誤で随分と遠回りをしてしまいましたが、結果としてユーザーサポートにより無事解決することが出来ました。ソフトメーカーの方は大変だと改めて痛感してしまいました。
しかし、これでは連載の最終原稿の内容を変更しなくてはなりません。さすがに1晩これで徹夜をしてしまいました。やはりカノープスの方にこっそり伺おうと思いかけた時、何かの偶然としかいいようがない状況でTitle Motion for Canopusが【図02】のように正常に起動してくれました。ここがちゃんと表示されればあとは大丈夫(多分)です。