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EDIUS Neo - 概要

ビデオ編集ソフト「EDIUS Neo」大解剖!! 記事協力:コムワークス


1. 概要 2. キャプチャ
3. DVD/CDからの素材の取り込み 4. タイムラインと編集(カット・トリム)
5. エフェクト・トランジション 6. オーディオの編集
7. タイトルの作成 8. HDVテープ出力
9. DVD出力 10. EDIUS Neo / EDIUS Pro 4.5機能比較

EDIUS Neo 概要

AVCHD/HDV/DVD/HDD/DV対応ビデオ編集ソフト「EDIUS Neo」のGUI「EDIUS Neo」は、AVCHD / HDV / HDD / DVD / DV などハイビジョンを含む殆どすべての民生用ビデオカメラの幅広い動画ファイルを素材として扱えるビデオ編集ソフトです。
プロ用の高機能編集ソフト「EDIUS Pro」と同じエンジンを採用し、軽快さと高性能を実現しています。

クリップを配置したタイムライン上の素材に対してエフェクトやトランジションなどの効果をかけた場合でも、レンダリングすることなくリアルタイムに内容をプレビュー(確認)することができます。

しかもひとつのタイムラインにフォーマットの異なる映像素材を混在させることが可能です。

また、複数のシーケンス(タイムライン)をネスト(入れ子)化できるので、順番に関係なくシーケンス単位で編集を行ない、最後にそれらを1つのシーケンス上に並べてゆくような編集も行えます。

映像や音声に効果を加えるトランジションやフィルタも「エディウスJ」に比べて豊富に用意されています。

素早く簡単にタイトルを作成できる「Quick Titler」や 豊富なテンプレートが用意され、DVDビデオを簡単に手軽に作成できるDVDオーサリングツール「DVD Creator」も搭載されています。


HDVビデオカメラで撮影した映像は、ネイティブ(MPEG2 TS)フォーマットのままキャプチャ・編集することもできますが、カノープスの独自形式「Canopus HQ Codec」のAVIファイルに変換しながら、取り込み(キャプチャ)することで、オリジナル画質を維持しつつより軽快な編集作業を行うことができます。

AVCHD方式のカメラからは、m2ts、mtsのネイティブファイルでの取り込みにも対応していますが、AVCHD Converterを使い「Canopus HQ Codec」のAVIファイルに変換した方が快適に編集作業を行うことができます。
(AVCHD規格の映像をネイティブで編集/プレビューする場合、レンダリングが必要です。その他の映像に関しても環境によってはレンダリングが必要な場合があります。)


EDIUS Neo のインストール
通常のアプリケーション同様、ユーザー名やシリアルNo.を入力します。設定は特になく簡単にインストールができます。
EDIUS Neo の起動
「EDIUS Neo」カレントディレクトリの指定初回の起動時のみプロジェクトファイルを保存する場所(カレントディレクトリ)を設定するダイアログが表示されます。(できる限りOSがインストールされているドライブ以外を指定してください。)

 

「EDIUS Neo」カレントディレクトリの指定

「EDIUS Neo」プロジェクト設定のプリセット新規プロジェクト項目があり、5つのプリセット(DVカメラ用の「DV 4:3 59.94i」「DV 16:9 59.94i」とHDVなどのハイビジョン用の「HDV 1080/59.94i」「HDV 1080/23.98p」「HDV 720/59.94p」)があらかじめ用意されています。
DV 4:3 59.94i
DV 4:3
インターレスビデオ用 
30フレーム(60フィールド)/秒
一般的なDVカメラ
DV 16:9 59.94i
DV 16:9スクイーズ
インターレスビデオ用
30フレーム(60フィールド)/秒
ワイド撮影可能なDVカメラ
HDV 1080/59.94i
HDV 1440×1080
インターレスビデオ用 
30フレーム(60フィールド)/秒
Sony、Canonの一般的なHDVカメラ
HDV 1080/23.98ph
HDV 1440×1080
プログレッシブビデオ用 
24フレーム/秒
Sony HVR-V1Jの24Aモード、
Canon XL H1/XH G1/XH A1の1080/24Fモード
HDV 720/59.94p
HDV 1280×720
プログレッシブビデオ用 
60フレーム/秒
Victor GY-HD100 60Pモード
「新規プリセット」を自身で設定することもできます。
出力デバイスはGeneric OHCI HD 60Hz、Generic OHCI HD 50Hz、Generic OHCI HD 24Hz、Generic OHCI SD NTSC、Generic OHCI SD PAL、Generic OHCI SD 24Hzから選べ、出力フォーマットは各出力デバイスに合った画像サイズ、フレームレートの選択ができます。

出力デバイス
Generic OHCI HD 60Hz 日本・米国仕様などのHDVカメラへの出力する場合に選択
Generic OHCI HD 50Hz ヨーロッパ仕様などのHDVカメラへの出力する場合に選択
Generic OHCI HD 24Hz 24フレーム/秒に対応したHDVカメラへの出力する場合に選択
Generic OHCI SD NTSC 日本・米国などNTSC方式のDVカメラへの出力する場合に選択
Generic OHCI SD PAL ヨーロッパなどPAL方式のDVカメラへの出力する場合に選択
Generic OHCI SD 24Hz 24フレーム/秒に対応したDVカメラへの出力する場合に選択
出力デバイス
出力フォーマット
用途
Generic OHCI HD 60Hz 1920×1080 59.94i AVCHD1920記録
1440×1080 59.94i HDV(Sony/Canon)
AVCHD1440記録
1440×1080 29.97p HDV(Sony/Canon)
30Pモード
1280×720 59.94p HDV(Victor)
1280×720 29.97p HDV(Victor)
Generic OHCI HD 50Hz 1920×1080 50i AVCHD1920記録
1440×1080 50i 48kHz 2ch HDV(Sony/Canon)
AVCHD1440記録
1440×1080 25p HDV(Sony/Canon)
25Pモード
1280×720 50p HDV(Victor)
1280×720 25p HDV(Victor)
Generic OHCI HD 24Hz 1440×1080 23.98p HDV(Sony/Canon)
24Pモード
1280×720 23.98p HDV(Victor)24Pモード
Generic OHCI SD NTSC 720×480 59.94i 4:3 48kHz 2ch DV,DVCAM 4:3
音声16bit/48kHz記録
720×480 59.94i 4:3 44.1kHz DV,DVCAM 4:3 音声44.1kHz記録
(この規格に対応したDV機器は日本では販売されておりません)
720×480 59.94i 4:3 32kHz 2ch DV,DVCAM 4:3
音声12bit/32kHz 2ch記録
720×480 59.94i 4:3 32kHz 4ch DV,DVCAM 4:3
音声12bit/32kHz 4ch記録
720×480 59.94i 16:9 48kHz 2ch DV,DVCAM 16:9
音声16bit/48kHz記録
720×480 59.94i 16:9 44.1kHz DV,DVCAM 16:9
(この規格に対応したDV機器は日本では販売されておりません)
720×480 59.94i 16:9 32kHz 2ch DV,DVCAM 16:9
音声12bit/32kHz 2ch記録
720×480 59.94i 16:9 32kHz 4ch DV,DVCAM 16:9
音声12bit/32kHz 4ch記録
720×480 29.97p over 59.94i 4:3  DV 4:3 30Pモード
720×480 29.97p over 59.94i 16:9 DV 16:9 30Pモード
720×480 59.94p 16:9 HDV(Victor)
480/60pモード
Generic OHCI SD PAL 720×576 50i 4:3 48kHz 2ch DV,DVCAM 4:3
音声16bit 48kHz記録
720×576 50i 4:3 44.1kHz DV,DVCAM 4:3 音声44.1kHz記録
(この規格に対応したDV機器は日本では販売されておりません)
720×576 50i 4:3 32kHz 2ch DV,DVCAM 4:3
音声12bit/32kHz 2ch記録
720×576 50i 4:3 32kHz 4ch DV,DVCAM 4:3
音声12bit/32kHz 4ch記録
720×576 50i 16:9 48kHz 2ch DV,DVCAM 16:9
音声16bit 48kHz記録
720×576 50i 16:9 44.1kHz DV,DVCAM 16:9 音声44.1kHz記録
(この規格に対応したDV機器は日本では販売されておりません)
720×576 50i 16:9 32kHz 2ch DV,DVCAM 16:9
音声12bit/32kHz 2ch記録
720×576 50i 16:9 32kHz 4ch DV,DVCAM 16:9
音声12bit/32kHz 4ch記録
720×576 25p over 50i 4:3  DV 4:3 25pモード
720×576 25p over 50i 16:9 DV 16:9 25pモード
720×576 50p 4:3  DV 4:3 50pモード
720×576 50p 16:9  DV 16:9 50pモード
720×576 25p 16:9 HDV(Victor)
576/50pモード
Generic OHCI SD 24kHz 720×480 24.98p over 59.94i
4:3 48 kHz
DV 4:3 24p
音声16bit/48kHz記録
720×480 24.98p over 59.94i
16:9 48kHz
DV 16:9 24p
音声16bit/48kHz記録
720×480 24.98pA over 59.94i
4:3 48kHz
DV 4:3 24pA
音声16bit/48kHz記録
720×480 24.98pA over 59.94i
16:9 48kHz
DV 16:9 24pA
音声16bit/48kHz記録
「EDIUS Neo」プロジェクト名プリセットを選択、または新規に設定したらプロジェクト名を入力するだけで、すぐに編集作業を開始できます。

ウィンドウの構成と機能


プレビューウィンドウ

映像を確認するウィンドウです。
取り込んだクリップを確認するプレーヤーとタイムラインに配置した映像を確認するレコーダーがあります。

【シングルモード】1画面内でボタンで切り替えて表示ます。
「EDIUS Neo」プレビューウィンドウ

【デュアルモード】プレーヤーとレコーダーを並べて表示します。
「EDIUS Neo」プレビューウィンドウ

ビンウィンドウ
取り込んだクリップの管理をします。
「EDIUS Neo」ビンウィンドウ

タイムラインウィンドウ
クリップを配置し、編集を行ないます。
「EDIUS Neo」タイムラインウィンドウ

パレットウィンドウ
Information、Effect、Markerの3つのパレットがあります。
「EDIUS Neo」パレットウィンドウ
Informationパレット
選択中のクリップの情報の確認やエフェクトの調整を行ないます。

Effectパレット
映像・音声の効果や調整を行うためのフィルタやトランジションが用意されています。

Markerパレット
タイムラインに設定したマーカーの確認ができます。
マーカーとはタイムラインにつける印のことです。
Markerパレットで選択するとその位置にジャンプできます。


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