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●複数のタイトルラインを使ってみよう
10本まで増やせるタイトルライン。どんなときに複数のラインを使うのだろうか?

タイトルに使う文字や静止画は、ひとつのタイトルにいくつでも増やしていけるし、それぞれの文字の色やデザインは変えることができる。それだけならラインは1本で事足りる。
だが、エフェクトに関しては、ひとつのタイトルに1種類しか設定できない。
たとえば、タイトルがまず左から入ってきて、次は右から入ってきて一緒に消えていく・・・などという演出をしたい場合には、動きの異なるタイトルをラインを変えて設定するわけだ。

ラインを複数使ったタイトル
step9-1.wmv 500kbps 1.64MB

この作例では最初にアンダーバーが左から入ってきて、それと同時に文字がひとつづつタイミングをずらしながら表示されるようにしている。
タイムラインには、下のようにタイトルが並んでいる。


タイムライン

エフェクト設定

今回の設定は、イン・アウトエフェクトともに「ディゾルブ」のスピードは「1秒」、接続時間は「20フレーム」にした。
そして1文字が表示されて消えるのと同時に2文字目が出てくる、の繰り返しにしてみた。
これなら、まず全部の文字を入力したタイトルを作ってから文字数分コピー&ペーストして、1文字ずつ削除しながら並べていけばいい。

ひとつづつタイトルを作っていくよりも、コピー&ペーストしたしたほうが効率がいい。
ひとつタイトルを作ったら、あとは右クリックして「タイトルのコピー」を選択する。そしてペーストしたいタイトルライン上で右クリックし、今度は「タイトルの貼り付け」を選ぼう。タイムラインカーソルの直後の位置にペーストされる。

また、よく使うタイトルは保存しておくと便利だ。
これも右クリックから「ファイルに保存」を選べばよい。「tdf」という拡張子で保存される。呼び出すときは、「ファイルから貼り付け」だ。

●カラオケの字幕風?
こんどは、カラオケの字幕風タイトルを作ってみよう。

カラオケの字幕風
step9-2.wmv 500kbps 1.0MB
この作例は、中抜きの文字の上に色つきの同じ文字を左から右にのせていくことで、カラオケの字幕のような効果を生み出している。
他にもたとえばセリフを強調したいときなど、結構使えるテクニックだ。
作例では、分かりやすくするために文字を大きめに作っているが、普通はもっと小さめのほうが見た目がいいだろう。


タイムライン

エフェクト設定

まず、同じ文字のタイトルを2つ作る。
ひとつは、中抜きでエッジのみの文字。エフェクトは、イン・アウトともに「Dissolve」にする。
もうひとつは、好きな色つきの文字で、インエフェクトは「Wipe Right(左から右にワイプ)」にする。ここがポイントだ。アウトは「Dissolve」にした。この「Wipe Right」を使うことで、文字が左から右へと少しずつ表示される効果が生まれるというわけだ。

タイムライン上での並べ方は、まず上の段に中抜きのタイトルを配置。
下の段には少しずらして「Wipe」エフェクトを使用したタイトルを配置し、アウトのタイミングを同じになるように揃えている。

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