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▼今回のミッションは、不要部分をカットし、簡単な効果を付けた映像を保存版DVDにすることだ
さて、「DV編集」と言うモノに興味を持った人の動機は次の2種類に分かれるのではないだろうか?
@DVカメラで録りためた映像を編集したい!:子供の成長や旅の記録などを機会あるたびにDVカメラで録画していると、テープがどんどんたまっていき、整理するのもままならない状況になってしまうものだ。そうなると、大切な記録であるにもかかわらず、二度と見ることもない、といったことになってしまう。
A昔のVHSテープなどの古いアナログ資産をよみがえらせ、デジタルとして保存しておきたい
この2の動機を持つユーザーは決して少なくないことだろう。そして、そのいずれも、最終的には保存場所を取らないDVDにして永久保存版にして残しておきたいと思うのが自然な流れだ。もちろんその際には不要部分をカットして、良いところだけを残しておきたいところだ。
そこで、Ultra EDITの登場となる。どうやら、DVカメラの映像をパソコンに取り込める環境にプラスして、編集ソフトのUltra EDITを使えば、筆者をはじめ、多くの人たちの望みは叶えられそうだ。 「編集」というと、ちょっと敷居が高そうに感じてしまうが、要らない部分をカットする程度の編集であれば、誰でも手を出せるだろう。まずはとにかく、手持ちのDV素材を使って、Ultra EDITを試してみよう。
というわけで、今回のミッションとして、動機@をメインに考え「Ultra EDITを使い、不要部分をカットし、つなぎ部分に簡単な効果を加えた映像をつくり、それをDVDに保存する」というのを目標として掲げてみよう。
なお、動機Aに関しては、アナログ資産をULTRA EDITがインストールされているPCに取り込む過程において、動機@とは異なる機材や手順が必要となる。こちらは別コラムで紹介しよう。
▼非常によくできたマニュアルを参考に作業開始
 
まずは、Ultra EDITのパッケージを開いてみる。…、と、最近のソフトウェアとして珍しく、厚めのマニュアルが付属している。240ページ近い大作だ。ページを繰っていくと、これが非常によくできている。多少、パソコンのことをかじったことがあり、また、映像についてもちょっとはわかるぞ、という人であれば、これはまさに、バイブルといってもいいほどの仕上がりだ。

マニュアルにざっと目を通し、勘所はつかんだ(つもりになった?)筆者は、いよいよ、Ultra EDITを使っての編集作業を実践してみることにした。手持ちの映像素材を使って練習をしてみればきっと、使えるようになるだろう。
コラム:
過去に録りためたアナログ資産を
保存版DVDにしたいなら…
 
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